【モデルプレス=2024/04/07】3月27日に約4年ぶりとなるアルバム「Land of Promise」をリリースした三代目 J SOUL BROTHERSより、ボーカルの今市隆二(いまいち・りゅうじ/37)、OMI(※「O」はストローク付き/登坂広臣/37)にモデルプレスがインタビュー。アルバムの魅力からドームツアーの裏話までたっぷりと語ってもらった。
<前編>

◆三代目JSB「Land of Promise」

本作は、「三代目 J SOUL BROTHERS PRESENTS “JSB LAND”」(以下「JSB LAND」)のオープニングを飾った最新楽曲「Awakening Light」から、初登場で総合首位を獲得した「STARS」、映画「貞子DX」の主題歌「REPLAY」、パッケージ化されていないDigital Single「Hand in Hand」などが収録されるCDに加え、「JSB LAND」ライブ映像を収録。映像ディスクには、さらにアリーナツアー「三代目 J SOUL BROTHERS LIVE TOUR 2023 “STARS” ~Land of Promise~」から「JSB LAND」の舞台裏やインタビューなどを収めたドキュメントムービーが収録されているほか、MATE(※三代目JSBのファンネーム)盤には「JSB LAND」の模様も一部収録という盛りだくさんのラインナップとなっている。

◆三代目JSB、2023年は「ファンの方たちとの絆をより強くできた1年」

― まずは、今回リリースする「Land of Promise」のポイントやこだわりを教えてください。

今市:昨年は“三代目イヤー”ということで2月からアリーナツアーを32公演、そこからドームツアーをやって…と本当にライブ三昧な1年でした。コロナ禍が明けてアリーナツアーの初日から歓声を聞くことができたうえに、9年ぶりのアリーナツアーでファンの方としっかりコミュニケーションを取れて、ファンの方たちとの絆をより強くできた1年でもあったので、本当に思い出がたくさん詰まった記念品のようなものになっていると思います。ぜひ曲を聴いて思い出に浸っていただきたいです。


OMI:2023年の活動は、アリーナツアーからドームツアーにかけて行うというコンセプトがあって、それに伴って楽曲も準備して発表したので、そういうコンセプトをしっかり掲げた楽曲が収録されているところがポイントです。そして、このアルバムで特に注目してもらいたいのは、ライブDVDが一緒についてくること。「JSB LAND」という2年ぶりのドームツアーのライブ映像が収録されていますが、ライブ自体も自分たちにとって新しい試みの内容だったので、それが映像化されているところは一番の注目ポイントだと思います。

― お二人のお気に入りの曲は?

今市:「Awakening Light」です。ドームツアーで三代目のキレキレ感や三代目らしい雰囲気を出したいという想いでこの曲を制作し、ライブで1曲目に持ってきました。この曲を通じて、本当に表現したかったものをしっかり伝えられましたし、一発目からバチバチ踊ってパフォーマンスする勢いのある曲で、「JSB LAND」という名前にも合う始まりの曲になったと思います。
ダンスは大変でしたが、振りをしっかり入れて頑張りました。

OMI:僕は自分も制作に関わらせていただいた「この宇宙の片隅で」です。2023年は、アリーナツアーからドームツアーまで全てストーリーに繋がっていくというコンセプチュアルな年だったのですが、これは最初に発表させていただいた曲であり、アリーナツアーの1曲目でもあったので、この曲のメッセージからストーリーが繋がっていった始まりの曲のような感じがして、個人的“推し曲”です。

◆今市隆二&OMI「JSB LAND」で印象的だったこと・メンバーとのやりとり告白

― 「JSB LAND」のライブ映像も収録されているとのことで、ライブを終えた心境や振り返ってみて印象に残っていることがあれば教えてください。

今市:ドームが久しぶりだったので、初日にステージに立って歓声がワーッと聞こえたときは、「やっぱドームすごいな!」と改めて感じたことを覚えています。新しい魅せ方にも挑戦していて、それぞれのソロや7人のパフォーマンスなど僕たちが意図してやったことがみなさんにも伝わって盛り上がったのですごく満足感がありました。


OMI:グループのライブに関しては、僕ら2人はボーカルですが、今までで一番踊っていたと思います。「ボーカル」「パフォーマー」という壁を一回なくしてお互いの良いところを出し合いたいという考えからみんなの曲に参加するスタイルにしていたので、僕たちがパフォーマーと一緒に踊るシーンもあり、覚えないといけない振り数もグループの中では一番多かったです(笑)。ライブならではのハプニングもあったりして楽しくやらせていただきました。

― 演出面などお二人で話し合ったことはありますか?

今市:いや、特になかったよね(笑)?

OMI:うん、そうだね。

今市:それぞれのソロは、各自で歌割を決めてその流れで進めていたので、そんなにがっつり話し合う感じではなかったかな…別に暗い雰囲気にしたいわけではないですよ(笑)?

OMI:暗い雰囲気(笑)。

― (笑)。
お二人ならではの阿吽の呼吸ですよね。先日、木村拓哉さんのラジオではライブ中のハプニング場面をメンバー同士でメッセージに送り合うとお話しされていましたが、他にも裏話はありますか?

今市:「山フェスコーナー」という企画の中で、最初に山下健二郎がステージに上がってMCで観客を煽るシーンがあったんです。僕たちは初日までどんな煽りをするのか知らなかったのですが、クイーンさんをインスパイアした煽りをしていて、それが個人的に面白くて最高でした(笑)。もう舞台裏で腹抱えて笑っていました。

OMI:それこそ舞台上で「完全にこいつ振り間違えてるな(笑)」「移動間違えてるな」という瞬間をお互い送り合ったりしていましたね(笑)。豪快にすっ転んでいるところなど、その日の映像をチェックして、誰かがスクショして「いや、めっちゃ間違えてるじゃん(笑)!」と報告していました(笑)。
みんなそれぞれいろいろあって、(今市が)トロッコに乗れなかったり、パフォーマーは転んでいたり、健二郎くんだったらバイクのスピードを出しすぎたり…ちょっとしたハプニングはちょくちょくありました。アルバムのメイキングにも、みんなで“あれがこうだった”と話し合っている様子を編集していただいたものが入っています。多分本番を見ているだけだと分からないところもあるので、来てくださった方はもちろん、来られなかった方々にとっても、各会場でのハプニングを見ることができて面白いと思うので、ぜひメイキングも一緒に観てもらえたら嬉しいです。

◆OMI&今市隆二、ドームツアー参戦芸能人との裏話「日本のエンタメにとって良い相乗効果になれたら」

― 公演には木村拓哉さん、BE:FIRSTのみなさんをはじめ、各ジャンルで活躍する芸能人が訪れており、その交友関係に驚かされましたが、舞台裏ではどんなお話をされましたか?

今市:まず木村さんが来てくださるということが本当に嬉しかったですし、終演後にお会いしたら、本当に楽しんでくださっていた様子が伝わってきて「三代目すごい!」と言ってくださって感無量でした。木村さんも何度もドームに立ってこられたと思うのでそういったお言葉をいただけて嬉しかったです。

― 木村さんがいらっしゃることは事前に知っていたのですか?

今市:「もしかしたら来られるかも…」みたいな感じだったのですが、当日本当に来てくださったので驚きました。


― 西島隆弘(Nissy)さんは福岡公演にいらっしゃっていましたよね。

今市:来てくれました!もともと僕から東京公演に誘っていたのですがスケジュールが合わなくて、そしたら当日1週間以内くらいに急に連絡がきて「行っていい?」みたいに聞かれて「いや、全然いいよ(笑)」と返したら、わざわざライブだけを観に福岡まで来てくれました。忙しいですし旅行がてらかもしれないですが、わざわざ観に来てくれたのはすごく嬉しかったです。その後一緒にご飯も食べに行きました。

― OMIさんは、山田涼介さんやBE:FIRSTのみなさんと元々交友関係があったのでしょうか?

OMI:そうですね。元々の交友関係もあって来ていただきました。(山田)涼介、宮舘(涼太)くん、それこそこの前初のドーム公演を行ったBE:FIRSTもみんなそれぞれ自分のグループでドームというステージに立った経験がある方々に観ていただきましたが、僕たちと彼らがやっているスタイルは全然違うと思うので、お互いにとって良い刺激になればいいなと思いました。もちろん純粋に友達だから来ていただいたのですが、それだけじゃなくて、同じ世界でやっている者同士で共感し合えたことがとても良い時間でしたし、お互いに刺激を与えられる環境が素晴らしいなと感じました。僕たちもBE:FIRSTのドーム公演を観に行かせていただいたのですが、自分たちとはまた全然違うので刺激をもらいつつ、自分たちも変わらず刺激を与えていきたいという想いが強く、この関係値が日本のエンタメにとって良い相乗効果になれたらと思います。

★後編では、2人の現在の関係性から素顔が垣間見えるプライベート事情が明らかになった。(modelpress編集部)

◆今市隆二(いまいち・りゅうじ)プロフィール

生年月日:1986年9月2日
血液型:A型
出身:京都府

◆OMI(おみ)プロフィール

生年月日:1987年3月12日
血液型:A型
出身:東京都

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