【モデルプレス=2025/08/21】俳優の駒木根葵汰(こまぎね・きいた/25)と新原泰佑(にいはら・たいすけ/24)がW主演を務めたテレ東系ドラマ「25時、赤坂で」の続編「25時、赤坂で Season2」(10月1日(水)スタート 毎週水曜深夜1時~放送)が決定。2人がSeason2に懸ける思いーー1年で変化した部分と変わらないこと。
【インタビュー前編】

◆駒木根葵汰&新原泰佑W主演「25時、赤坂で Season2」

本作は、美しい容姿と実力を兼ね備えた⼈気モデルで俳優の羽山麻水(駒木根)と、オーディションを勝ち抜き羽山の相手役に抜擢された新人俳優・白崎由岐(新原)が美しくも切ない恋に落ちていく様子を抒情的に描いた、芸能界を舞台にしたラブストーリー。2024年4月期に実写ドラマ化された2人の切なく美しい恋物語は、国内のみならず海外でも話題を呼んだ。Season2では、両片思いの末にようやく結ばれた2人の恋のその先を描く。

◆駒木根葵汰・新原泰佑「25時、赤坂で Season2」への意気込み

― Season2決定を聞いた際の心境はいかがでしたか?

駒木根:実は「やるかもよ」とふわっとした情報は前から聞いていたのですが、いざやるとなったら気が引き締まりますし、前作の段階でたくさんの方に楽しんでいただけたので、それ以上のものをしっかりと作っていきたいと思っています。

新原:前作の最終話の最後のシーンで、白崎のマネージャー篠田さんから「『昼のゆめ』(劇中劇)続編決まったって!!」と連絡が来て終わるところは、2に向けての伏線みたいでしたが、僕らも明言されていたわけではありませんでした。みなさんも楽しみにしてくださっていたと思いますし、何より僕らも「これは2をやらないといけないでしょ」「これで終わりにしたらもったいなさすぎるでしょ」と力を入れて、その後の宣伝活動やファンミーティングを積極的に行わせていただきました。みんなに愛していただいたおかげで、Season2をやることができたので、まずは本当に嬉しく思っています。せっかく2をやるならば、良い意味で1を越していくような、前作を経てのSeason2を作りたいです。

― お二人がご自身の役柄を演じるうえで大切にしていることを教えてください。

新原:彼は本当に不器用な人間と言いますか、天然記念物です。彼は自分の気持ちに純粋に反応しているだけなのかなと思っていて、そのピュアさは忘れないように生きています。Season2では、白崎も新人俳優から人気の俳優になっていきますが、人間誰しもブレない軸があるからこそ、仕事を頑張れたり、人生の中で何かをしたいと思えたり、自分が踏み出す原動力になると思うので、そこだけはなくさず、忘れず、ブレずに、でも柔軟にやっていきたいです。


駒木根:質感です。言葉のトーンや身にまとう空気感みたいなものは、前作のときと同じように大事にしていきたいです。

― Season2では、2人の1歩進んだ関係性が描かれていくことが期待されますが、そういった羽山と白崎をどのように表現していきたいですか?

駒木根:前作では、2人が結ばれるまでの過程を丁寧に描いていて、そこから先はまだ僕らも知らない世界なので、しっかり台本を読んでいきたいです。そこから先のお話が見どころになっていくと思いますが、正直僕もまだ想像はついていません。

新原:本当に未知数。もう一回り大きいものをみなさまにお見せできるように、僕らの俳優としてのスキル、ポテンシャルもすごく大切になってくるのかなと。劇中劇を含め、俳優のポテンシャルが試される作品ですし、だからこそ役者冥利に尽きる作品であると思っているので、監督、プロデューサーさんたちとみんなで話し合いつつ、今まで通り、そして今まで以上に密に連携を取って、より良いものにしていきたいです。

― 劇中劇「昼のゆめ」についてはいかがですか?

駒木根:僕は劇中劇のシーンは多くなく、ほかの部分にしっかりと意識を注いでいました。今回ももちろんしっかりやるべきところではありますし、見どころの一つでもあるので、みんなでお話しながら丁寧に作っていけたらと思います。

新原:前作に関しては、劇中劇を通じて疑似恋愛をしながら僕の心が成長していく。羽山さんは劇中劇では隠しつつ、1人になったシーンで語ることが多かった。気持ちを語るタイミングの違いがあって、同じシーンをプライベートで再現してから、お仕事で再現していく中での心情の変化において、白崎として、拓海(「昼のゆめ」役名)としての演じ分けとグラデーションが難しかったです。
それを羽山さんが手伝ってくれて、リードしてくれていました。これからお互い同じ立場で作る「昼のゆめ」はまた新たなものが生まれるんじゃないかなと思います。

◆駒木根葵汰&新原泰佑、続編までの1年で得た経験

― 前作から今に至るまで、お二人とも多岐にわたる作品に出て経験を積んでいらっしゃると思います。そこで得たこの1年の経験をどのように本作に活かしていきたいですか?

新原:ミュージカル(「梨泰院クラス」)の公演を終えて、その後に「25時、赤坂で」でも舞台編をやるということで、ベストタイミングなのかもと思っています。「インヘリタンス-継承-」「球体の球体」という素晴らしい作品にも出会えました。それをいかに映像に活かしきれるかという部分は、僕もまだまだ計り知れない部分で、自分が出せるものはあると思っているので、ある種楽しみであり、良い意味でプレッシャー的なものも感じています。

駒木根:いろいろやらせてもらいましたが「これだけは特別」というわけではなく、全部積み重ねで、今できることを全てやるだけだと思っています。ただ、Season2ということで、どう変化するか、変わらない部分はどう残すかという部分は、ほかの作品と唯一違うところ。いろいろな意味でもう少し攻めていきたいです。前作では白崎くんとの関係性やコミュニケーションの取り方で葛藤する部分が多かったですが、今回は最初から結ばれた状態なので、これまで見られなかった姿や表情も出していけたらと考えています。

― Season2の見どころを教えてください。

駒木根:彼が言います。


新原:私めが!今作も「昼のゆめ」をしっかりとやらせていただきます。「昼のゆめ」のスペシャルドラマが決定して、白崎で言えば舞台編に突入させていただきます。前作のお話をいただいたときに、原作では、すでに舞台編が描かれていて「あったら良いな」と思っていたシーンたちだったので、今回演じることができて嬉しいです。自分が舞台をやっている身だからこそ表現できる何かがあるんじゃないかと思っています。

この2人の関係値で言えば、カップルとして成立した後。お互いどんどんステップアップして、俳優として、人としてのスキルも上がった状態で、2人がお仕事と恋愛をどう大切にしていきながら時を過ごしていくのかが見どころの一つです。

駒木根:そうですね…。

新原:言い切っちゃった(笑)。

駒木根:撮影時期はかなり暑いので、いっぱい水を飲んで。僕らも汗をかきながらやると思います。周りのスタッフさんたちからの労いの言葉や優しさを楽しみにしています。

新原:葵汰くん汗っかきでしたっけ?

駒木根:いや、君の方が汗っかきだ。


新原:3月、4月なのに汗だくで撮影していたので、今回怖いです(笑)。

(modelpress編集部)

★後編に続く!

◆駒木根葵汰(こまぎね・きいた)プロフィール

2000年1月30日生まれ、茨城県出身。主な出演作は「機界戦隊ゼンカイジャー 」「暴太郎戦隊ドンブラザーズ」、ドラマ「星降る夜に」「天狗の台所」「やぶさかではございません」「いつか、ヒーロー」など。初舞台「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」(2026年1月~2月)が控えている。

◆新原泰佑(にいはら・たいすけ)プロフィール

2000年10月7日生まれ。埼玉県出身。主な出演作は、ドラマ「アオハライド」 「御上先生」 、舞台「インヘリタンス-継承-」「球体の球体」「梨泰院クラス」など。映画「ベートーヴェン捏造」(9月12日公開予定)が控えている。

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