韓国、公の場で“恋人への愛”語る俳優続々 ソン・ジュンギ、イ・ジョンソクに続きイ・ドヒョンも

【モデルプレス＝2024/05/09】韓国のゴールデングローブ賞とも称される「第60回百想芸術大賞」が7日に開催され、映画部門男性新人演技賞を受賞した人気俳優イ・ドヒョンのある言葉が注目を浴びた。

◆イ・ドヒョン、恋人イム・ジヨンに堂々感謝伝える

韓国エンターテイメント界で最も権威ある賞の1つである「百想芸術大賞」。映画『破墓』での映画でノミネートされたドヒョンは、現在空軍軍楽隊に入隊中ながら、制服姿で授賞式に出席した。

新人演技賞を受賞すると「簡単な演技はないと考えていた私にとって、大きな挑戦であり熱心に準備しました。次はもっと良い演技をしたいです」と作品への思いを述べるとともに「愛する両親、弟、犬のガウル、そしてジヨン、本当にありがとう」と交際中であるイム・ジヨンへの感謝も。今回の授賞式にはジヨン本人も出席していたため、会場からは大きな歓声が上がっていた。

ジヨンはドラマ「庭のある家」でテレビ部門助演女優賞を受賞。ジヨンが壇上に上がると、カメラがすぐにドヒョンを抜いたことでも話題となった。

2人は2022～2023年に放送された『ザ・グローリー ～輝かしき復讐～』で共演。ドラマ放送後に恋人関係であることを認め、主演級人気俳優2人の大型カップルが誕生した。2023年もジヨンは『ザ・グローリー ～輝かしき復讐～』の演技で「百想芸術大賞」助演女優賞を受賞。授賞スピーチでは「私の不足を全て抱きしめて導いてくださった（主演の）ヘギョさん、美しい加害者の友人たち、そしてドヒョンも、とても感謝しています」と、ドヒョンについて言及していた。

◆恋人への感謝 授賞スピーチでスタンダードに

人気若手俳優がプライベートの恋愛・結婚生活について公に発言することは珍しかった韓国エンターテインメント業界も、最近は変化が起きている。

2022年10月にモデルのチン・アルムと結婚したナムグン・ミンは、「2020 SBS演技大賞」と「2021 MBC演技大賞」のステージで堂々と「愛するアルム」と感謝を伝えた。

2023年1月に英元女優ケイティ・ルイーズ・サンダースさんと再婚したソン・ジュンギは、彼女と交際中だった2022年9月に「2022 APAN Star Awards」の授賞スピーチで「愛するケイティ」と初言及。これにより公に交際を認めた形であったため、大きな話題となった。2023年6月、ジュンギはケイティさんとの第1子誕生を報告し、最近は父親としての姿も見せている。

2022年12月「2022 MBC演技大賞」に出席したイ・ジョンソクは、同年の演技大賞を受賞。スピーチで「軍服務を終えて悩みや恐怖、苦しみが多かったのですが、人間的に良い方向性に、ポジティブな考えができるよう助けてくださった方がいました。“その方”にこの場を借りて必ず伝えたいことがあったのですが、いつも素敵でとてもありがたく、長い間とても好きだった、とても尊敬していると伝えたいです」と特別な人へ愛を告白した。翌日ジョンソクは歌手IUとの交際を認め、授賞スピーチで言及した“その方”がIUであることが明らかになった。

今回のドヒョンの発言は、5歳年上のジヨンを呼び捨てで読んだことも、より親密さがうかがえると好評を得た。今後も人気俳優達が堂々と恋人への思いを公の場で伝えることがスタンダードになっていく予感だ。（modelpress編集部）

【Not Sponsored 記事】