【モデルプレス=2024/04/11】TBSグループは3月20日から21日にかけて、韓国の総合エンターテインメント企業・CJ ENM(シージェイ・イーエヌエム)と合同でクリエイター研修を実施。韓国で行われた今回のプログラムは、TBSとCJ ENMで締結した戦略的パートナーシップ協定の一環で、日韓両国から50人以上のクリエイターが参加した。


◆TBS&CJ ENM、合同クリエイター研修実施

TBSグループからは、TBSテレビ、TBSスパークル、THE SEVENでドラマ・映画の制作に関わるプロデューサー・ディレクターが渡韓。CJ ENMグループからは、Studio Dragon(スタジオ・ドラゴン)、CJ ENM STUDIOS(シージェイ・イーエヌエム・スタジオズ)などグループ傘下の制作会社に所属するクリエイターが参加した。

CJ ENMグループが海外の企業と合同でクリエイター向けの研修を実施するのは今回が初。プログラムの中では、Studio Dragonのキム・ジェヒョンCEOをはじめ、オ・グァンヒ氏(「マスクガール」)、ソン・ジャヨン氏(「私の夫と結婚して」)、イ・ドンウン氏(「無人島のディーバ」)など世界を席巻する韓国ドラマを制作したクリエイターやユン・ジェギュン監督(「コンフィデンシャル」シリーズ製作、「TSUNAMI -ツナミ-」監督・脚本・製作)が登壇。番組の制作工程や企画立案のプロセスなどを紹介した。TBSグループからもオリジナルIPを活用した映画化・イベント開催などの多面的ビジネス展開について、「TOKYO MER~走る緊急救命室」や「VIVANT」などの実例を交えながら説明した。


また、CJ ENMが坡州(パジュ)に設立した「CJ ENMスタジオセンター」も訪れ、最新のバーチャルプロダクション設備などを視察。ドラマ制作の手法やVFX技術の活用についての意見交換も行った。今後、両社での合同研修プログラムは定期的に行う予定で、ネットワーク強化により両社間でのコンテンツの共同開発・共同制作などの協業創出に繋げることを狙いとしている。

◆CJ ENMについて

韓国・ソウルに本社を持つ、グローバルエンターテイメント企業。1995年以降、メディアコンテンツ、音楽、映画、舞台、アニメ等の幅広いビジネス領域に参画し、最高のオリジナルコンテンツを様々なメディアプラットフォームに提供。カンヌ映画祭で受賞した「パラサイト 半地下の家族」や、トニー賞を受賞したミュージカル「キンキーブーツ」、韓国の映画興行記録を作った「バトル・オーシャン 海上決戦」等の映画、「トッケビ~君がくれた愛しい日々~」をはじめとする人気ドラマ、「I Can See Your Voice」といったバラエティ番組など、世界中で評価の高いコンテンツを企画、制作、配給している。


CJ ENMはドラマ専門制作スタジオ「Studio Dragon」、アメリカに本社を持つ「Fifth Season」、K-OTTコンテンツ制作スタジオ「CJ ENM STUDIOS」などメジャーの制作・配給スタジオを保有。全世界規模で楽しむ「KCON」や「MAMA AWARDS」といった音楽イベント・アワーズも手掛けている。

◆TBS海外事業について

TBSは1960年代以降50年以上にわたり、ドラマやバラエティ番組、アニメ、映画などすべてのジャンルの海外展開に積極的に取り組んでいる。

特に「TOKYO MER~走る緊急救命室」「VIVANT」「半沢直樹」などのヒットドラマや、「SASUKE」「風雲!たけし城」などのバラエティ番組のフォーマットが各国で人気を博し、累計の販売実績は、世界160を超える国・地域に数百作品、数万話におよぶ。さらに近年は動画配信やIP活用による商品化、出版、テーマパーク、タイアップなど「マルチ展開」にも活動を広げている。(modelpress編集部)

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