【モデルプレス=2024/04/18】松本潤、女優の長澤まさみ、俳優の永山瑛太が出演する舞台『正三角関係』が、7月11日より東京芸術劇場プレイハウスにて(北九州・大阪・ロンドン公演あり)上演されることが決定した。

◆松本潤・長澤まさみ・永山瑛太「正三角関係」で舞台初共演

同作は、野田秀樹率いるNODA・MAP最新作。
その圧倒的な戯曲と演出、キャストで唯一無二の演劇体験を観客に届け続けるNODA・MAPが2024年夏、またも衝撃の新作公演を世に放つ。

松本は野田が20年前に出会ってから、数多くのワークショップに参加して来た。まさに満を持してのNODA・MAP初登場。そして、『THE BEE』(21年)で暴力に屈していく様を儚くも美しく演じ観客を魅了した長澤。さらに、『MIWA』(13年)『逆鱗』(16年)で清冽で鮮烈なインパクトを残し、近年も表現するたびに新鮮で目覚ましい活躍を見せる永山。野田が「この作品のために生まれてきた3人」と賞する座組だ。
この3人を中心に野田はどんな物語を描くのか。

◆松本潤・長澤まさみ・永山瑛太が“3兄弟”に

物語の発射台は、『カラマーゾフの兄弟』。19世紀ロシア文学を代表するドストエフスキーの最高傑作を入口に、野田は「日本のとある場所のとある時代の花火師の家族」、つまり「唐松族の兄弟」の新しい物語を創り上げた。

その「唐松族の兄弟」を演じるのが、松本・長澤・永山の3人だ。松本が長男の花火師を、永山が次男の物理学者を、長澤が三男の聖職者を演じ、この3兄弟の父親を竹中直人が演じる。いつもの如く、観客の観劇当日の新鮮さのために、NODA・MAPの新作公演は幕が開くまで物語の全貌が明かされない。
とはいえ、『松本は心が荒廃した花火師、長澤は性格的にも真反対の“男役”と“女役”の二役を演じ分け、永山は神をも恐れぬ不敵なインテリと、3人いずれも新鮮な役どころである』という断片的なインフォメーションが明かされている。

◆NODA・MAP第27回公演「正三角関係」メインキャスト解禁

さらに、村岡希美、池谷のぶえ、小松和重といういずれも近年のNODA・MAP作品で圧倒的な存在感を放ってきた役者が勢揃い。毎回、何役を演じるのか注目が集まる野田も舞台に立つ。ここにNODA・MAPを語る上で欠かせない変幻自在な17人の精鋭アンサンブルキャストが合流。総勢25人のキャストがめくるめく野田ワールドを展開する。この芝居そのものが、演劇界の“事件”とも言えるこのドリームキャストが化学反応を起こす。


◆ロンドン公演開催 英語タイトルは「Love in Action」

従来、日本から海外へ舞台作品を持っていく場合は「再演」のもの、すでに出来上がった作品を持っていくのが通例である。しかし、今回は「新作」をロンドンへ持っていくという、さらに「挑戦的な海外公演」となる。

なお、東京公演は東京芸術劇場プレイハウスにて7月11日~8月25日まで、北九州公演はJ:COM北九州芸術劇場 大ホールにて9月5日~9月11日まで、大阪公演はSkyシアターMBSにて9月19日~10月10日まで上演される。(modelpress編集部)

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