【モデルプレス=2024/04/28】女優の石原さとみが、28日放送のフジテレビ系『ボクらの時代』(毎週日曜7時~)に出演。過去の挫折と現在の心境を明かした。


◆石原さとみ、挫折の時代「1年半ぐらいずっと泣いてた」

第27回ホリプロタレントスカウトキャラバンでのグランプリ受賞をきっかけに15歳で芸能界入りした石原。その後順調にキャリアを積み重ねたものの、22歳くらいの時には「8年近く続いてた、10社近くの雑誌のレギュラーと、5年近く続いてたラジオのパーソナリティー、ずっと続いてたCMが一気にその年に全部無くなった」と大きな挫折を経験したと振り返った。

特に原因も無く全てが同時に無くなるという状況に「起きたことに対して、なんかもう求められてないし必要とされてないと思って…完全なる挫折で」と衝撃は大きく、「そこから泣く日々…1年か1年半ぐらいずっと泣いてましたよ。『どうすればいいんだろう』って泣いて泣いて」と精神的にもダメージを負ってしまったと振り返った。

しかしその後休みをもらいニューヨークに1ヶ月出かけた一人旅で「自分の好きだと思っていたものが間違ってないかもしれない」と思える経験を積み重ね、自分の感性を大切にできるようになったと石原。この気付きがいい転機となり、新たな仕事も決まって「そこから挫折は乗り越えた」と回顧した。


◆石原さとみ、妻として母として女優として

この日は映画『ミッシング』(5月17日公開)から、吉田恵輔監督と、誕生年月日に血液型まで同じだという俳優の中村倫也とともに出演した石原。自身の役者としての幅を「『ここしかないって思われてるな』って思いながらの、こっち(別の部分)を見つけてくださった」と吉田監督に感謝を伝えつつ、新しい「こっち」ができたことでさらに新しい自分を見つけられるかもしれないと目を輝かせた。

一方で「20代で挫折を味わって25以降で夢が叶って、また30代でスランプに陥りで、吉田さんのおかげで夢が叶い、今軽い迷い中」と現在は現在で迷いはあると口にした石原。「やっぱり子供がいるので、育児と両立がどれほど難しいかってことは本当に分かったからこそ、多くはできないし量はこなせないっていうのが分かった」と、2020年に結婚し2022年に出産と、2歳の子どもを育てる母であり妻であるゆえの変化を口に。

それゆえ女優としても「もう命懸けで取り組む1作品を作っていきたいなっていう思いがあるから、年月をかけてもいいから家族とかにも迷惑かけながら取り組みたいと思える作品に出会いたい」と、しっかりと作品を選んでいきたいと語っていた。(modelpress編集部)

情報:フジテレビ

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