【モデルプレス=2025/09/09】SixTONES京本大我が主演を務めるミュージカル「Once」が、9日より東京・日生劇場にて開幕。本記事では8日に開催されたゲネプロの様子をレポートする。
<※ネタバレあり>

◆京本大我主演「Once」

本作の原作は、2007年に公開されたアイルランド映画。全米2館での公開から口コミで話題を呼び、140館まで拡大公開され、世界中でヒットを記録した。日本でも来日公演、海外プロダクションによるコンサート版上演もされた注目作が、今回初めて日本カンパニーにより上演される。

◆京本大我、9曲ギター生演奏

物語はアイルランドの首都ダブリン。主人公・ガイ(京本)は、自作の歌を路上で弾き語りしている貧しいストリートミュージシャン。音楽に情熱を注いできたものの評価されることなく、失恋を機に音楽を辞める決意を固める。しかし、最後の路上ライブをしていた時、彼の音楽に心惹かれたチェコ移民のガール(sara)と出会う。

ガールは、父親の店で働くガイに掃除機の修理を依頼し、その代わりにピアノを演奏することを提案。渋々、ガールに連れられて楽器店を訪れたガイはギターを、ガールはピアノを奏でながら、ガイが前の恋人に向けて作った曲「Falling Slowly」を一緒に歌う。まだ出会ったばかりの2人が、音楽を通じて互いに心を通わせていくのだった。

京本演じるクールなガイと、sara演じる陽気なガール。正反対の2人が織り成すテンポの良い掛け合いや、愉快で個性的なキャラクターたちによるユーモア溢れるやり取りに、会場は何度も笑いに包まれた。
一方で、ガイとガールの切なくも心を打つ恋模様が観る者の心を捉えた。

また、本作では京本が舞台初挑戦となるギター弾き語りに挑戦。「Falling Slowly」をはじめとする全9曲の演奏を見事にこなし、シーンごとに異なる表情と音色で観客を魅了。ガイとガールの物語を音楽で彩り、感動的なステージを創り上げた。(modelpress編集部)

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