◆京本大我、共演者から絶賛
今回、稲葉賀恵氏の演出のもと、初めて日本カンパニーにより上演される「Once」。京本は「稲葉さんから『一新してこういう形にしたいと思ってる』っていうプランを聞いた時、すごく斬新で、どういう『Once』になるんだろうと高揚したことを覚えています。稽古が始まるにつれて、どんどん具現化されて形になってく姿を見て、稲葉さんの作りたい『Once』ってこういうことなんだっていうのが日々分かるようになってくると、こちらとしても自信がどんどんついてきて」と話し「早く観ていただきたいっていう気持ちもそうですし、観ていただいた方々によって、気づく箇所や感じるポイントが違うんじゃないかなと。それくらい細部までこだわられた演出になっているので、本当に見どころがたくさんあって、どこをチョイスしていいのか分からない」と稲葉氏の演出を熱弁した。
そんな稲葉氏は、京本を「お会いしてから2ヶ月しか経ってないので、こんなこと言うの烏滸がましいんですけど、アーティストとしてかなり面白い人」と表現。「私の感覚だと、(京本は)自分自身とずっと戦ってる感じの方だなと思うんですよ。世界に対してもちょっと挑発してるし、もがいてる。そういう人じゃないと物って作れないと思うんです。だから(京本が)独特で刺激的な方だなっていう風に思った時に、ガイ(※京本の役名)という役をやることがすごく適してるなと思いました。一緒のものを作る人間としては、そういう人が来るのって本当にワクワクするんですよね。この方だったらどこまででも飛べるっていうか、行けるところまで行けるなっていう信頼感が、不思議と最初からあったような感じがしています」と語った。
さらに、初共演となる斉藤由貴は、京本について「正直申し上げると、“SixTONESの”っていうイメージがすごく強かったんですけど、帝劇(帝国劇場)の最後の日の番組で生で歌っているところをテレビで観て『伝わる歌を歌う方』なんだなと。
◆京本大我主演「Once」
本作の原作は、2007年に公開されたアイルランド映画。全米2館での公開から口コミで話題を呼び、140館まで拡大公開され、世界中でヒットを記録した。
物語の舞台は、アイルランドの首都・ダブリン。失恋を機にミュージシャンの道を諦めようとするガイ(京本)と、音楽を通して出会ったチェコ移民のガール(sara)、そしてダブリンで暮らす個性豊かな人々との心の交流を切なくも優しい眼差しで描く。(modelpress編集部)
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