<安倍政権>7年8ヵ月も続く史上最悪の悪夢 -植草一秀

植草一秀[経済評論家]

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安倍首相の首相としての連続在任期間が8月24日に歴代最長になる。2012年12月に第2次安倍内閣が発足して、年末で丸8年になる。これまでの連続在任期間は佐藤栄作氏の2798日だった。安倍首相の在任期間は長くなったが、長くなった以外に成果がない。安倍内閣は経済の拡大を表看板に掲げてきたが、経済すら最悪の状況に陥っている。

日本の実質GDPは安倍内閣が発足した時点で498兆円(季節調整済、年率換算=2012年10-12月期)だった。2020年4-6月期の実質GDPは485兆円になった。第2次安倍内閣が発足してから、日本のGDPはまったく増えていない。減ってしまったのだ。

第2次安倍内閣が発足してからの実質GDP成長率(前期比年率)単純平均値は-0.1%である。2009年から2012年にかけての民主党政権時代の実質GDP成長率単純平均値は+1.7%。民主党政権時代の日本は東日本大震災、フクシマ原発事故に襲われ、極めて低迷した。

この低迷経済の民主党政権時代よりもはるかに悪いパフォーマンスを示しているのが第2次安倍内閣発足後の日本である。労働者一人当たりの実質賃金は6%も減少した。世界最悪の経済パフォーマンスを示している。

この8年弱の期間に実行したことは、

 * 特定秘密保護法制定
 * 集団的自衛権行使容認憲法解釈閣議決定
 * 戦争法制制定
 * 共謀罪制定
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