今年2月に「田所ミカ」から改名し、新たな一歩を踏み出したグラビアアイドル野々宮ミカ(23)。そんな彼女が貝殻ビキニ姿を披露して、ネットで話題になっている。



 スリーサイズは上からB88・W60・H88(cm)でFカップバストの野々宮は、今月20日に改名後初となるイメージDVD『ぐらん・ぷる~ん』(ラインコミュニケーションズ)をリリースした。その発売記念イベントが24日に行われ、ファンと取材陣の前に刺激的な姿で登場したのだ。

 これがニュースサイトなどで伝えられると、ネット上のファンから「かなり攻めてるな~」といった感想が続々と寄せられることに。田所ミカ時代からのファンは新作の発売を喜んでいるが、多くのグラドルファンは元祖グラビアクイーン・武田久美子(47)が89年の写真集『My Dear Stephanie』(ワニブックス)で披露した伝説の貝殻ビキニに食いついた。

 グラビア界のレジェンドスタイルなどと言われる"ホタテビキニ"。Gカップグラドル・鈴木ふみ奈(25)が、昨秋発売のDVD『VENUS☆FUMINA』(イーネット・フロンティア)でお披露目した際にも、「動く貝殻ビキニが見られる!」とグラドルファンの間で話題になった。
「武田久美子=貝殻ビキニ」というイメージが強いためか、武田以降のグラドルが挑戦することは少なく、鈴木は果敢なチャレンジャーとして歓迎されたようだ。

 今回の野々宮も、「貝殻ビキニ」というフレーズで注目度を高めている。豊満なバストをホタテで隠す姿は、往年のグラドルファンにとっては懐かしく、若い男子には新鮮で刺激的な姿として映るのだろう。アイドルのセクシーショットを専門的に扱う「まとめ系サイト」などには今回の野々宮の姿がアップされ、「やっぱりエロい」「これは過激!」といったコメントが寄せられている。

 そんな中、田所ミカ時代を知るファンからは、以前との違いを指摘するコメントが上がっているようだ。

「田所ミカとして活動していたころは、キュートな顔立ちをアピールするような自撮りショットをSNSに多数投稿していた。
水着グラビアなどではかなり大胆な露出もしていたのですが、基本的に可愛い路線だったと言えます。そのため、当時を知るファンからは今回の貝殻ビキニについて、『ここまでやるとは』と驚きの声が上がっているんです。

 野々宮さんも『今までだったら貝殻ビキニは着られなかったけど開き直れた』と、改名が大胆な露出につながったことを明かしています。また、今回の作品に関して『黒い水着のシーンでは縄で縛られて目隠しされましたが、ドMなので大満足でした』とコメントするなど、性癖もオープンに話せるようになっている。

 かつての野々宮さんは、実家が裕福なことをウリにしたセレブキャラや、台湾への留学経験から北京語が話せるといったクレバーなイメージを打ち出した時期もあり、今の姿に戸惑うファンもいます。とはいえ、今回の大胆な姿は田所ミカを知らないファンにも大きなインパクトを与えている。
改名したことによってファン層を拡大したとも言えそうです」(アイドルライター)

 ネットの「顔は0点だけど、体は100点」という書き込みを見て、キャッチフレーズを「グラドル界の50点」とした野々宮。マネジャーにも「よく『ブス』って言われる」とイベントで明かしており、今後は"ちょいブス系"をウリにするのかもしれない。そんな彼女は「貝殻の次はヒトデに興味があります」と、さらなる過激水着にも積極的な思いを明かしている。身も心もさらけ出す覚悟の野々宮は、グラドル界に旋風を巻き起こす存在になれるのだろうか。
(文=愉快)