Oculusは、2018年10月24日に一体型VRヘッドセットOculus Go向けに「キャスト機能」ベータ版をリリースし、VRを体験している人の視点からの映像を、モバイル機器に映し出すことが可能になりました。VRを体験していない人も、簡単にリアルタイムで同じようにVR映像を楽しむことができます。
今まで「キャスト機能」は、Oculus Goを装着してメニュー画面からのみ設定可能となっていました。しかし今回、ヘッドセット装着せずに、Oculusモバイルアプリからの設定ができるようになりました。
キャスト機能設定方法設定はシンプルで、Oculus Goのサポートでは、設定方法を以下の手順で説明しています。
1.モバイル端末でOculusアプリを起動します。
2.画面右上にあるアイコンをタップします。
3.「ミラーリング元(Cast From)」箇所に、共有元のヘッドセット端末を選択します。
(ヘッドセットリストに「接続中」と表示されているか確認します)
4.「ミラーリング先(Cast To)」箇所に、「この携帯電話」を選択します。
5.画面下にある「開始(Start)」ボタンを選択します。その後ヘッドセットを装着し、Oculus Goのメニュー画面から承認することで、画面の共有がスタートします。
スクリーンキャスト中は画面右上に赤い丸が表示されます。終了したい場合は、画面左上に表示されている戻るボタンを選択するだけで、VR内からでもOculusアプリからでも操作可能です。
なお、「キャスト機能」を利用する際はVRヘッドセットとモバイル端末が同一のWifiネットワークを利用していることが必要になります。
Android:Google Play Store 『Oculus』
iOS:App Store『Oculus』
(参考)Road to VR
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