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香りが強いのは、実は「根」の部分!
パクチーは地中海沿岸が原産の香味野菜。コリアンダー、香菜(シャンツァイ)などとも呼ばれ、タイやベトナム、中国、メキシコなど世界各国の料理に使われています。
含まれる栄養素は、若々しさの素になり肌を美しく見せてくれるβ-カロテンやビタミンC、E、イライラを抑えるカルシウムなど、女性にうれしいものばかり。
独特な香りはリナロールとゲラニオールという精油成分で、食欲を増進したり、腸の働きを整えたり、口臭を抑えたりする働きが期待できるとか。
その香りが好きな人も多いですが、中には苦手という人もいますよね。
そんなパクチーをおいしく食べられるレシピを教えてくれたのは、神奈川県鎌倉市にある「Rainbows farm 鎌倉」で、パクチーを栽培している石井宏兒(こうじ)さんです。
「パクチーは何より香りが特徴的。葉を食べることが多いと思いますが、本当はこの根の部分が一番香りが強いんです。食べられるの⁉と思うかもしれませんが、土をよく洗い流して、ぜひ根まで味わって欲しいですね」と石井さん。
実は石井さん、パクチーが大の苦手だったといいます。
「そんなわたしに、妻が勧めてくれたのがこの〝パクチーじょうゆ〟。食べてみたら、それまでの考えが180度変わるほどおいしかったんです! 葉だけでなく、根まで使うことで、味により深みが出ますよ。
ではさっそく、作り方を紹介しましょう。
あらゆる料理をランクアップ!「パクチーじょうゆ」
材料(2人分)
パクチー…1株(根付きのもの)
しょうゆ…200ml
にんにく…3かけ
作り方
1. パクチーを葉と根に分け、全体を細かく刻む。
2.保存容器にしょうゆと、細かく刻んだにんにく、1を入れる。
3.具材をしょうゆにしっかり浸したら、ふたをして一晩冷蔵庫で寝かせて完成!
アレンジ無限大!簡単活用メニュー3選
「パクチーじょうゆは冷蔵で1か月保存できます。作り置きしておけば、好きな料理を手軽にエスニック風にアレンジできますよ」と石井さん。
そんな石井さんイチオシの活用メニューがこちら!
【蒸し鶏に】
皿に盛った蒸し鶏に、パクチーじょうゆをかけるだけ。
さらにお好みで、パクチーの生葉をのせて〝追いパク〟するのもオススメ!
【TKGに】
いつものしょうゆを、パクチーじょうゆにチェンジ!
香りも旨味もプラスされておいしい!
【水餃子に】
茹でた餃子を茹で汁ごとカップに盛りつけて、パクチーじょうゆで味つけ。
これ一つでバッチリ味が決まります!
「冷やっこにかけたり、バーベキューのタレ、スープにしたりしてもいいですよね。何にでも使えるのがパクチーじょうゆのいいところ!」(石井さん)
アイデア次第でまだまだいろいろな料理に活用できそうなパクチーじょうゆ。冷蔵庫に常備して、好きな料理に使ってみてくださいね!
【Rainbows farm 鎌倉 直売所】
住所:神奈川県鎌倉市城廻662
営業日:火曜、金曜(週2日の営業のみ)
営業時間:8時45分~(売り切れ次第終了)
●ホームページ
https://www.rainbowsfarm.net/
●Instagramアカウント @rainbows_farm_kamakura
https://instagram.com/rainbows_farm_kamakura/