アニメ制作会社「シャフト」が2020年9月1日をもって創業45周年を迎えました!
それを記念し、公式Twitterでは『魔法少女まどか☆マギカ』の巴マミと『ひだまりスケッチ』の宮子が描かれたイラストが公開。
また「これからも、長く愛して頂けるアニメを作れるよう歩んでいきたいと思います」とコメントも合わせて投稿されています。(一部抜粋)
【シャフト】
いつも応援ありがとうございます。
弊社は本日で創業45周年を迎えました。
これからも、長く愛して頂けるアニメを作れるよう歩んでいきたいと思います
(原画:伊藤良明)
It's been 45 years since we were founded in 1975.
Thank you for your support! pic.twitter.com/QJ20vJ0FSV
— シャフト (@shaft_official) September 1, 2020
「シャフト」は虫プロダクション出身の若尾博司さんが、1975年に仕上スタジオの「有限会社シャフト」として創業。
アニメファンの間では、シャフト制作アニメに見られる、空を見上げた横顔をそのままカメラに向かって倒したような顔の角度・通称「シャフ度」も有名です。
さらに、2011年に制作した『魔法少女まどか☆マギカ』は記録的なヒットとなり、「Newtype×マチ★アソビ アニメアワード2011」において、監督賞・作品賞など14冠を達成されました。
本記事ではそんな「シャフト」が制作されたアニメを抜粋してご紹介します!
なお、こちらで紹介した他にも「好き・印象に残っている」といった作品や、「オススメのシーン」がありましたらコメントにて教えてくださいね♪
シャフト制作アニメ
『さよなら絶望先生』

『さよなら絶望先生』は、久米田康治先生の漫画を原作とした一連のアニメシリーズ。2007年に第一期、2008年に第二期、2009年に第三期が放送されました。
声優の人選、静止画やアイキャッチの多用、パロディの多用、黒板への書き込みネタなどが話題となり、原作の和風レトロな雰囲気を壊さないように配慮されて制作されました。
『化物語』

『化物語』は、西尾維新先生によるファンタジー小説「物語」シリーズを原作としたアニメシリーズで、第一弾となる『化物語』は2009年に放送されました。
アニメ化にあたり登場人物のセリフの改変を避けるなど、原作をほぼ忠実にアニメ化されています。
また、手描きのアニメーションがメインですが、シーンによっては実写やCG、正字体による文章、文字そのものを記号的に使った演出が話題となりました。
『荒川アンダー ザ ブリッジ』

『荒川アンダー ザ ブリッジ』は、中村光先生による漫画が原作のアニメ。2010年に4月~6月に第一期、2010年10月~12月に第二期が放送されました。
ストーリー展開は一部カットされているものの原作に忠実で、原作初期のキャラクター設定も変更される事なく再現されています。
また、オープニングは第一期・第二期ともに可愛らしい世界観で描かれており、遊び心あふれる仕上がりとなっていますので、チェックされてみてください。
『魔法少女まどか☆マギカ』

『魔法少女まどか☆マギカ』は、2011年1月~4月にかけて放送されたオリジナルアニメ作品。
願いを叶えた代償として「魔法少女」となり、人類の敵と戦うことになった少女たちに降りかかる過酷な運命が描かれており、魔法少女をモチーフにしたダーク・ファンタジーと称されています。
また、劇場映画化もされており、2012年には総集編となる「前編 始まりの物語」「後編 永遠の物語」、2013年には完全新作となる「新編 叛逆の物語」が公開。
「新編 叛逆の物語」の興行収入は深夜アニメの劇場版作品として、初の20億円の大台突破を記録しました。
『メカクシティアクターズ』

『メカクシティアクターズ』は、音楽家・小説家・脚本家として活躍するじんさん(自然の敵P) の楽曲シリーズ『カゲロウプロジェクト』が原作のアニメ作品。
2014年に放送され、挿入歌として『カゲロウプロジェクト』の様々な楽曲が使用されました。
『3月のライオン』

『3月のライオン』は、羽海野チカ先生による漫画が原作のアニメ作品。2016年に第一シリーズ、2017年に第二シリーズが放送されました。
新房昭之監督作品のファンという羽海野先生はアニメ化の際に、「新房監督の作品が大好きで大好きで『新房監督でシャフトさんで!』。この夢がかえられないのならアニメ化はできなくてもいい…。そう思っていました。とても幸せです!」とのコメントを寄せられています。