今、涙袋や二重まぶたに対して整体からのアプローチを行う人気のユーチューバー「美容整体師 川島さん。」。
彼に教わったセルフマッサージ術のHOW TO動画はもう見てくれたと思うが、今回は、ほうれい線と表情筋のケアについて手取り足取り教えてもらったぞ!
教えてくれたのはこの人川島さん。
美容整体による顔の印象改善を実践した自身の体験をベースにユーチューバーとして活動中。チャンネル登録者63.4万人。地元・宮崎のほか東京にもサロンを構える。「美容整体師 川島さん。」でユーチューブ検索してみるべし。
「目のたるみ」「二重アゴ」改善マッサージも併せてチェック!
ほうれい線改善「メーラーファット上げ」
新手の武術にあらず⁉︎掌底で頬を突き上げる新技
「ほうれい線のシワが目立つようになるのは、頬骨の突起から下部にわたって筋肉の内側にある脂肪=メーラーファットが、加齢によって増えたり、固まったりするためです」と川島先生。この盛り上がったメーラーファットが重力に勝てずに垂れ下がり、頬の皮膚を押し下げることで、ほうれい線のシワが刻み込まれるという。
「美容整形では、手術で除去しますが、美容整体ではこれを手でほぐします。
「最近少し頬のたるみが気になってきた」というマーシーも「イタキモ!」などと言いながら、嬉々としてトライ。「超すっきりします。
先生曰く「マッサージには、一般に幸せホルモンといわれるセロトニン分泌が促進されることがわかっています。直接の効果だけでなく、精神的なリラックス効果もあるんですよ」。朝一番で行うのが最も効果的。1日最低1回。理想は2、3回とのことだ。
表情筋トレーニング「割り箸カミカミ」
普段あまり使わない表情筋を特訓だ!
顔全体に存在する筋肉の総称を表情筋というが、なかなか鍛えられることがないのが現実。年を重ねて感情の起伏が乏しくなるにつれて、いっそう顔を動かす機会は減っているように感じるのではないだろうか。
「ハツラツとした元気感を醸すのは、表情筋ですね。複雑なので、おおまかにこう呼びますが、実際は笑筋・大頬骨筋・小頬骨筋・口角挙筋を指します。これを鍛えて、たるみを回避していきます」と先生。
方法は、口角を上げて歯で割り箸を噛み、口角が割り箸の端につかないよう、上げたまま3分間キープする。「うわ、マジか。
このメニューも朝1回をマストに。多くやればやるほど効果的だそう。
涙袋のむくみを解消「眠輪筋ほぐし」
押しているだけなのに視界も広がったような!
「飲んだ次の日、涙袋がむくんで腫れぼったくなるんです。なんかいい方法ないですか?」と、マーシーから突然のリクエスト。さらに、「本邦初公開でお願いします」と編集のむちゃ振り!
「いいですよ」と、涼しい顔で対応してくれる川島先生。
「眼輪筋の代謝を良くします。涙袋周辺に老廃物が溜まりやすいので、ここをマッサージしていきますね」。涙袋の下のあたり、骨と筋肉の境目を人差し指の腹で、プニプニと押し込んでいく。
「めちゃ効いている感じがします。個人の感想です」とおどけつつ、「クロスでやったほうがいいぞ」など、五十路ながらも小学生レベルのリアクション。こちらも同じく、3分を最低朝1回から1日3回程度やるといいでしょう。
Filament~TOKYO~
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赤木雄一(eight peace)=写真 来田拓也、石川加奈子=スタイリング 向後信行(JANEiRO)、MIKA=ヘアメイク 押条良太(押条事務所)、髙村将司=文