雪が積もってから。休暇のめどがたってから。

そんなふうにモタモタして毎年遅れがちな雪山への準備。

でも本州で10月からオープンしてるスキー場もあるくらいで、そう聞くと遊び好きは焦ってくるはず。だから今すぐ準備を。

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まずはゴーグルから。あらゆるエクストリームスポーツを強力にサポートし、シーンの隆盛に多大な貢献を続けるご存じレッドブル。こことアイウェアブランドのスペクトがコラボして今季スタートしたのが、レッドブル・スペクト アイウェアである。

スポーツ用サングラスおよびゴーグルに特化したラインナップで、写真はゴーグルの最上位モデル「マグネトロン」。最大の特徴は強力な磁石を利用したレンズ着脱システムだ。レンズ交換は“史上最速”との謳い文句ゆえ期待されたし。

 

そろそろ雪山支度! ハイスペック&グッドデザインの争奪戦必至ギア3選
フラットキャンバーと呼ばれる平らなボトムデザインが特徴の、ゲンテンスティックのアイコンモデル。美しいスプレーを上げる尖ったノーズに改良が加わり、よりシャープな見た目になったのがこの最新作。世界中にいる大ファンにこそ刺さるアップデートだ。取り回しやすく抜けのいい短いラウンドテールで、加速の速さと切れ味鋭いターンが味わえる、オールラウンドなものだ。板との会話を、ひいては板を通じた雪との会話を楽しみながら滑ってほしい。15万9500円/ゲンテンスティック 0136-22-5581

次はボードである。ニセコを拠点とするゲンテンスティックの「T.T 165 CLASSIC」を改めて紹介したい。1990年に発表された同メーカーの原点とも言えるモデル。

このボードの金型が、2021年にリニューアルされたのである。

古典にして普遍のボトムデザインであるフラットキャンバーの乗り味を心ゆくまで楽しんでほしい。

そろそろ雪山支度! ハイスペック&グッドデザインの争奪戦必至ギア3選
表地に3層構造の再生ポリエステル素材を使用。優れた防水性および防風性、通気性を発揮する。中綿には軽量かつ高い保温力を備えた、バイオマス由来のグラフェンを採用。ジャケット73万7000円、パンツ36万3000円[ともに予価]/プラダ 0120-451-913

最後のウェアは雪山用の迷彩柄「アークティックカモフラージュ」に着想を得たというプラダのジャケット&パンツ。その洗練は言わずもがなだが、モノトーン柄にプラダ リネア・ロッサの赤いラインが映える大人のスキー&スノーボードウェアに仕上がっている。

機能も見た目も抜群のグッドギアは争奪戦必至。これも焦ってほしい理由なのだ。

 

清水健吾=写真 来田拓也=スタイリング 加瀬友重=文