【画像】2021年のクラシックカー関連イベントで見事受賞した人物やイベント
クラシックカーアンバサダー部門
ドミニク・テイラー-レーン
ドミニクは、匠の技を未来に伝え、技術共有を促進するため、非営利のヘリテージエンジニア協会を設立。業界の結束を呼びかけ、クラシックカーの大きな利点としてサステナビリティーとリユースを推進するよう、日夜努力している。また、ヘリテージクラフツ協会やブルックランズ・ミュージアム・トラスト、ブガッティ・トラストなどとも協力関係を築いている。サステナブル・スキルズ・ネットワークの設立にあたって、その意義を「人を出し抜くためでなく、私たちの声を増幅するため、燃えかすを崇めるのでなく、火を絶やさないため」と見事にまとめている。
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サイモン・キッドストン
ウィリアム・ロクラン
ドナルド・オズボーン
アン・ブロッキントン・リー
個人功労部門
アンドリュー&デヴィッド・バグリー
アンドリューとデヴィッドのバグリー兄弟は、2006年にロンドンのハーリンガム・クラブでサロン・プリヴェを初開催した。
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ビル・ウォーナー
フィリップ・サロフィム
ヘンリー・ピアマン
ポール・マイケルズ
コンクール部門
ザ・クエイル―ア・モータースポーツ・ギャザリング
モントレー・カーウィーク期間中にペニンシュラ・クラシックスが主催するエクスクルーシブなイベントで、アメリカの自動車文化の柱といっても過言ではない。このイベントの魅力は、チケットを1枚購入すれば、コンクールへのエントリーはもちろん、最高級の飲食をすべて楽しめる点で、この方式を19年間も続けている。
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アメリアアイランド・コンクール・デレガンス
シドニーハーバー・コンクール・デレガンス
サロン・プリヴェ
コンクール・オブ・エレガンス
自動車イベント部門
ザウテ・グランプリ・ウィーク
ザウテ・グランプリは、最高級の車、ライフスタイル、アートの素晴らしき世界が楽しめるイベントで、ベルギーの高級リゾート地クノックヘイストを中心に、ブルージュとオーステンデを含む地域で開催される。ラリーやコンクール・デレガンス、オークション、数日間にわたるGTツアーなど、内容も多彩。2020年は参加を制限した”プライベート・エディション”だったが、2021年は完全な復活を遂げた。
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アウト・エ・モト・デポカ
グッドウッド・スピードウィーク
ペブルビーチ・レトロオート
ビスター・スクランブル
モータースポーツイベント部門
シルバーストン・クラシック
2021年のシルバーストン・クラシックは、2020年に迎えた30周年を記念するイベントとなり、新記録となる来場者が詰めかけ、テレビでも放送。21のレースのほか、過去の名勝負を再現する”グレイテスト・ヒッツ”も開催した。イベントのルーツは1990年のクリスティーズ・ヒストリック・フェスティバルにさかのぼる。今年は3日間にわたって30周年を祝い、充実のグリッド、クラブによる展示、オークション、記録的な台数のパレード等で、大変な盛り上がりだった。
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ロレックス・モントレー・モータースポーツ・リユニオン
ラリー・ザ・グローブ・クローバーリーフ・シリーズ
VSCCプレスコット・ショートコース
ツール・ド・コルス・ヒストリーク
後編ではいよいよカー・オブ・ザ・イヤーを紹介する。