昨年のお守りやお札、正月飾りなどを燃やし、無病息災を祈る「古神札焚上祭(こしんさつたきあげさい)」(ドンド焼)が15日、那覇市の波上宮であった。1月15日「小正月」の恒例神事。
県内各地から持ち込まれた古札などを10日ほどかけて燃やすという。 神主4人が米や酒、塩を供えておはらいし火を付けると、「パチ、パチ」の音と同時に高さ3メートルほどの炎が上がった。参拝客は炎を前に拝礼していた。 うるま市の会社員、伊佐寛さん(44)、妻愛さん(41)、長女心花(みはる)さん(9カ月)家族は初めてドンド焼を見に来たという。寛さんは「昨年は長女も生まれて良い一年だった。今年も家族が健やかに過ごせますように」と願った。
(社会部・塩入雄一郎)
高さ3mの炎に祈る無病息災 那覇市の波上宮で「古神札焚上祭」...の画像はこちら >>