平良朱音さん=2026年3月27日

・平良朱音さん(22)
・専修大学ジャーナリズム学科卒業
・沖縄タイムス社(マスコミ)入社
Q.就活の流れを教えてください
 大学2年生の冬に初めて合同企業説明会に参加しました。当時はサークルなどをやっていなくて「ガクチカ(学生時代に力を入れたことのPR)」をどうしようと漠然とした不安を抱えていました。

Q.志望先はどのように決めましたか?
 マスコミ業界を目指していて、大学の専攻もジャーナリズム選びました。地元の沖縄で就職したいと思っていましたが、新聞、テレビとも採用人数が少なく、内定獲得は難しいと考えていました。ただ、マスコミの試験は独特なので、他業界と並行して取り組むのは、さらに厳しいと思い、まずは沖縄のマスコミ業界に集中し、ダメだったら、その後大学のある東京で小売業を中心に受験しようと決めました。
Q.沖縄のマスコミに絞った決断の決め手は何でしょう

平良朱音さん

 大学3年生の夏休みに受けたインターンです。沖縄タイムスとテレビ局の2社に参加しました。当時は米の価格が高騰しており、記者と一緒に食糧支援の現場などに出向き、いろいろな人に取材しました。社会課題を多角的に取材し、多くの方々にニュースを届ける仕事にやりがいを感じました。自ら考え、動く記者職の自由度の高さと社会的責任の重さを実感しました。テレビ局では、情報番組のアシスタントなども経験しました。マスコミの幅広い仕事を体験できたのは、これからの人生にとってもよかったと思います。
Q.志望先を決めた後の取り組みは?
 インターンの後から翌年3月1日の就活解禁までは、企業研究に時間を割きました。ニュースサイトやコーポレートサイト、SNSまでくまなく調べました。
沖縄タイムスはデジタル音声も配信していたので、スキマ時間によく聞いていました。
 試験前に大学のキャリア支援課の面接練習で、同業他社との比較を繰り返し聞かれたのが印象に残っています。志望企業の特徴を述べるのも良いと思いますが、他者と比較することで、考えや発言に深みが出ると気付きました。
 3月1日の解禁日から、エントリーシートの受付が一斉に始まるので、質問されるであろう自己分析や志望動機などを大まかにまとめていました。筆記試験のSPI対策は3年生の秋頃から問題集3冊を解きました。
Q.課題のガクチカはどうしましたか?
 2年生の冬に合同企業説明会に参加したことで、就活を意識するようになり、大学が企画するボランティア活動に3年生の5月から参加しました。経済的に苦しい家庭を支援する団体を支援する活動で、イベントの企画運営などを手伝いました。
 手伝いだけでなく、イベントの参加人数を増やすといった課題解決も求められました。親子で参加するので、思い出作りにもなり、実用的な「イチゴ狩り」や「ミカン狩り」、バーベキューなどを提案、企画して好評を得ました。けっこうたいへんでしたが、ガクチカや自己分析の役に立ち、やってよかったと思っています。

平良朱音さん

 バイト先の社員に、自分の長所や短所を聞いて回りました。恐そうなお客さまにも丁寧に対応して「意外と堂々としている」などと、自分とは違った視点に気づけて良かったです。
友だちではなく、大人に聞いた方が良いと思います。
Q.試験の流れは?
 県内マスコミ2社を受験しました。2社とも、エントリーシートを提出した後、4月にオンラインの筆記試験と1次面接。5月に入り、2次面接と役員面接がありました。5月で2社から内定をいただきました。東京からの飛行機代がかさむため、試験が集中した5月はずっと沖縄にいました。
 ダメだと思っていたので、内定の知らせには驚きました。筆記試験では腕時計が止まっていたり、面接ではえりが曲がっていると注意されたりして、そのたびに冷や汗をかいていました。面接ではよけいなことをしゃべったと思う場面もありました。
 就職が決まった新聞社では、子どもの貧困など、沖縄の課題について取材していきたいと思います。
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