ヘアケアブランド「LUX(ラックス)」が8日、都内で24年度ブランドアンバサダーの就任発表会を開催。今年のブランドスローガンとして「#BeHairself 私らしく輝く髪へ」を掲げ、モデルの冨永愛をアンバサダーに起用すると発表した。

 同ブランドでは、基幹商品である「ラックス スーパーリッチ」の発売から35周年の節目を迎えることを受け、新たなスローガンを提示。新アンバサダーの冨永が出演するテレビCM「#BeHairself 私らしく輝く髪へ篇」を製作し、12日より全国で放映する。

 「自分らしさを体現している象徴」としてアンバサダーに任命された冨永は、自身が出演している新CMの衣装で特設ランウェイに登場。ブランドスローガンそのままの美しいツヤ髪をなびかせた。

 CMに出演するのは2008年以来2回目。冨永は「約20年ぶりだったので、懐かしいなという思いとともに、また一緒にお仕事ができるということでうれしく、とても光栄でした」と感謝し、撮影時について「髪の毛をなびかせるが大変。20年前も同じ体験をしていたんですけど、上手くなびかせるためのコツがあるんですよ」と振り返っていた。

 その後のトークパートでは、過去の髪型遍歴も紹介。2010年に髪をバッサリと短くし、ブロンドカラーにした際の写真が映し出されると、「2010年は私がコレクションサーキットをやめた年でもあって、アジア人=黒髪ロングというステレオタイプな概念を覆したくて、髪を切ってブロンドにした」と回顧。

 「事務所にはすごく反対されましたけど…」と苦笑いしながら、「実際に髪型を変えて事務所に行ったら、すごくいいじゃんと褒めてもらえた」と笑い、「私自身もすごく楽しかったですし、やったことへの後悔もない」と誇った。

 続けて「髪型を変えるとメイクも服装も変わるので、そこも楽しい」と言い、「髪というのは、鏡を見ていても一番目に入りやすいポイントじゃないですか。なので、出かけるときに髪型が上手くいったり、自分でキレイな髪だなと思えたりしたらポジティブになれる。そういう1つのバロメータになってくれるんじゃないか」と持論を伝えた。