本作は、渡辺ペコの漫画『1122』(講談社「モーニング・ツー」所載)を、俳優の高畑充希岡田将生のダブル主演、今泉力哉監督・今泉かおり脚本の“夫婦共作”で実写ドラマ化したドラマ『1122 いいふうふ』が、動画配信サービス「Prime Video」で6月14日より世界独占配信される。本作で描かれるいまどき夫婦のもどかしい距離感を表現したティザービジュアル&初解禁となるドラマ本編の映像を使用した特報が解禁となった。

 ウェブデザイナーの相原一子(読み:いちこ/高畑)と文具メーカー勤務の相原二也(読み:おとや/岡田)。友達のようになんでも話せて仲の良い夫婦だが、セックスレスでこどもがいない。結婚7年目、2人は夫婦仲を円満に保つための「婚外恋愛許可制」を選択することに。毎月第3木曜日の夜、二也は一子も公認の“恋人”と過ごす。

 解禁されたティザービジュアルは、一子と二也がソファーに仲良く座ってこちらを見つめるカット。友達のような夫婦でありながら、実はセックスレスでこどももいない2人。夫婦の在り方を模索中の2人を演じる高畑と岡田が醸し出す柔らかい雰囲気が伝わってくるビジュアルが完成した。

 特報は、「家(うち)に恋をしている人がいます」「恋をしている人はキラキラるんるんしてます」と、ニヤニヤしながら料理をする恋する夫・二也をじいっと見つめる一子の一見おだやかな表情。でも、その心のうちは?という場面から始まる。

 あることをきっかけにセックスレス中の2人は、世間一般の夫婦とはちょっと違ったルール「婚外恋愛許可制」を導入中。二也の恋人・美月(西野七瀬)はもちろん夫に黙って二也と付き合っているので、夫の志朗(高良健吾)の「あの一緒にいた人、誰?」という問いかけに「お花教室の人にたまたま会ったの」と二也との関係をはぐらかしたり、彼らを取り巻く人々との展開はどうなるの?と妄想が膨らむシーンの数々を見ることができる。

 2人で選択した夫婦のかたちだが、美月と絶賛恋愛モードの二也とは正反対に、恋わずらいのような嫉妬のようなわけのわからない気持ちで絶賛モヤモヤ中の一子。そんな一子の前に現れ、王子様がお姫様にするように一子の手にキスをする<女性向け風俗店>のセラピスト・礼(吉野北人)。一子と二也との間にどんな波乱が起こるのか!?

 上記のほか、一子の大学からの友人、恵役で中田クルミ、ユリ役で宇垣美里、たまえ役で土村芳、一子の大学時代の美術サークル仲間の五代敦史役で成田凌が出演。

 さらに、二也の姉・相原とう子役に菊池亜希子、志朗がバーで出逢う若い女性客役に内田理央、一子が礼と出会うエステサロン・花園の店長役に市川実和子、一子がウェブデザインの仕事を請け負っているみどり整体の院長役に片桐はいり、美月の母親・笹塚きみ子役に森尾由美、二也の母親・相原咲子役に宮崎美子、一子の母親・山根奈々役に風吹ジュン。

 さらに、志朗が訪れるバーのバーテンダー役に芹澤興人、ある事件が起こるホテルのフロントマン役に前原滉、不動産屋の社員役に橋本淳など、ドラマや映画に引っ張りだこの俳優たちの出演が明らかになった。一子と二也夫婦とどのように関わり、物語を彩っていくのか楽しみだ。