元プラス・マイナスの兼光タカシが、23日深夜放送のテレビ朝日系バラエティー『耳の穴かっぽじって聞け!』(毎週火曜 深2:34)に出演。岩橋良昌との“解散劇”について、自らの言葉と手紙で赤裸々に告白した。


 兼光は「大解散しました。21年間組んでいたコンビ、いきなり解散になりました。21年コンビやっていて、こんな終わり方ある?ウソやろ、なんでなん」と率直な思いを吐露。さらに「解散した芸人からのお願い」と題して、手紙をしたためた。

 手紙では「一方的で、身勝手なことある?21年コンビを組んでてLINE1通で終わりって、、」との気持ちや「マネージャーからの電話で『岩橋さんの吉本契約解消を明日発表するのですが、プラス・マイナスさんも解散なのでしょうか?』と聞かれた。唯一相方と連絡が取れていたのがマネージャーだった。
契約解除は確定だけど解散は確定ではないかもしれない。『聞いてみてくれへん?』とマネージャーに頼み、電話を切った。するとすぐにマネージャーから電話がかかってきた。岩橋さんは『解散で』と言っています。じゃ、じゃあ解散で、、、あまりにも呆気なすぎる」との内幕も記した。

 当時を振り返り「プラス・マイナスが可哀想すぎる。
兼光が可哀想すぎる。怒りと悲しみと切なさと悔しさが入り混じった『何でなん、、』という言葉を口にしていた。それと同時に肩の荷が下りたのも事実だった。もうダメ出しもないし、ネタ合わせもない。コンビのことを考えなくてもいい。『21年間よくやってきたよ。
お疲れさん』と自分に言ってあげたい」との思いもつづった。

 さらに「少し楽になったという感情も束の間、これから先どうしよう、、残ったのは1年2ヶ月前に買った家のローンだけだ。残り34年、79歳までお金どうしたらええねん。更には解散して1週間後に2年4ヶ月待った車がきた。火の車が納車された。まだある。
もうすぐ赤ちゃんが生まれる。妻は安定期に入ったが、僕は不安定期に入った。こんなに重なることある?」と自身の近況も。

 その上で「SNSでは芸人やファンの人やそうでない人、いろんな人が好き勝手言う。絶対に解散させないだとか、兼光も吉本やめて2人でフリーになればとか、吉本に謝ってまたプラス・マイナスの漫才を見せて下さいだとか。良かれと思って、プラス・マイナスの事を思って言ってくれてるのだろうけど、僕からしたら『ふざけんな!』だ。
振り回されすぎだし、無責任にも程がある。こんな身勝手な終わり方は絶対に納得いかないし許せない」と訴えた。

 最後は「僕はもう切り替えて前に進んでいる。生きていかなければならないのだ。大切な家族を守らなければならないのだ。これからの兼光タカシに期待して下さい!」と記していた。