お笑いコンビ尼神インター」を3月末で解散し、吉本興業を退社したフリー芸人の誠子(35)が、8日までに更新された、先輩コンビ・見取り図の公式YouTubeチャンネルに登場し、解散・退社の「真相」を語った。

 見取り図はNSC大阪29期、尼神インターは30期生で、大阪時代「1日中一緒にいた」ほどの関係。後輩の尼神インターが先にブレイクし、見取り図の盛山晋太郎・リリーは「俺ら世代からしたら最初に売れたコンビ」「エリート芸人」と振り返った。

 誠子は、尼神インターの解散が決まったのは昨年12月だと明かし、吉本に対して「今も大好きやし、“なう”なんですけど」と愛を伝えつつ、「(コンビを)解散するからには絶対にでっかいチャレンジしよう」と退社を決めたと説明した。

 退社の話し合いでは「チャレンジするにしても吉本でチャレンジしたらいいじゃないですか」と引き留められ、「止めんといて~」と泣いたという。それでも「チャレンジせなあかん」と、吉本に別れを告げた。

 元相方の渚に向けては「本当に健康に気をつけて頑張ってほしい。100%全力応援っていう感じです」とエール。

 誠子の現在の肩書は「フリー芸人」。事務所に属さず「めちゃくちゃ大変」としながら「自主的にお笑いライブをやろうと思って。頑張って月1はやっていこう」と気合を込め「目標はニュージャンルになりたい」と前を見据えた。