■少し甘めな味付けが子どもにヒット “すりおろし野菜”をプラスしても◎
――『2歳児が1束食べたワンパンボロネーゼ』レシピ、273万再生の反響です。長男くんの「すぱべっぴーくーださい」のおかわりも可愛すぎました。レシピはどのように誕生しましたか?
「今年3歳になる長男が、もともと“ツナクリパスタ”というワンパンパスタ(フライパンひとつでできるパスタ)を気に入って食べていて、親が楽ちんなのと子どもが爆食いするということでよく作っていました。
――ツナと牛乳、チーズで作る『ツナクリパスタ』も93万再生の人気レシピです。
「長男も本当に大好きで、作ると“おかわりおかわり”で。このレシピも2歳ですでに1束食べていました」
――2歳で1束は本当にすごいです! そんな長男くんのお気に入りを更新した『ワンパンボロネーゼ』。投稿には「娘がパクパク食べた」「我が家の定番に!何度もリピ」など、絶賛コメントが相次いでいます。
「少し甘めな味付けが子ども受けする理由かなと思います。
――『ワンパンボロネーゼ』をより美味しく作るコツ、アレンジテクニックがありましたら教えてください。
「具材がひき肉だけなので手間が少ないのも魅力ですが、玉ねぎ、にんじんなどの野菜を入れるのもおすすめです。みじん切りにするのが面倒な時や、子どもが野菜を食べてくれないときは、すりおろしにして入れちゃいましょう。また2人前以上まとめて作ることも可能ですが、単純に倍量で作ると水気が多くなってしまうので、水の量を減らして作ってみてください」
■パパは“味”のエキスパート 平日の料理分担はママと半々、休日はパパがメインに
――Instagramの投稿には『食品開発パパが作る本格的すぎないご飯』をテーマに多数のレシピを投稿されています。
「子どもの頃から夕飯の手伝い、お菓子作りなどをしていたのがきっかけで、今でも作ること食べることが好きなのかなと思います。仕事では、レトルト食品(カレー、パスタなど)や〇〇の素(麻婆豆腐、青椒肉絲の素など)のような調理ソース、オイスターソースやチリソースのような調味料など幅広く携わっております」
――“味”のエキスパートなんですね! そんなほぼプロのパパとママのご家庭での料理分担は…
「平日夜はパパママ半々くらいの割合です。休日は基本的にパパメインで作っています。1歳次男のご飯はママが作ることが多いです」
――多くのママが憧れるスタイルかと思います。最後に、偏食・少食・食べムラに悩む幼児食について、アドバイスをいただけますか。
「3歳長男は比較的偏食など少ない方ですが、苦手なものは無理に食べさせない、少しでも食べたら褒めてあげるなどしています。