まるでいくらのよう…大阪・関西万博で食べられるUAEの“珍スイーツ”「ツンとした清涼感とモチモチ食感は日本にはない食べ物」

関西のおでかけナビゲーターとして、夫婦で話題のスポットやグルメをSNSで紹介しているたかゆみフウフ。そんな2人が、Instagramに投稿した『大阪・関西万博』に関する動画「万博の珍スイーツ5選」が、26万回再生を超える反響を呼んだ。珍スイーツの詳細や万博を訪れた感想について、投稿者である夫のTakaさんに聞いた。◆「一度は食べてもらいたい」 万博で味わえるUAEの“不思議スイーツ”――「万博の珍スイーツ5選」という投稿で、アラブ首長国連邦（UAE）の「いくら」のような見た目の「サーゴ」というスイーツを紹介されています。どのような食べ物でしたか？「食感はモチモチしていてタピオカっぽいです。食べた瞬間は甘さを感じますが、後からツンとした清涼感がやってきます。おそらくカルダモンだと思います。しかも、温かい状態で提供される不思議なスイーツです。日本に似たような食べ物はないと思いますし、日本ではなかなか出会えないので、一度は食べてもらいたいです。異国感が味わえます。ただ、個人的にリピートはしないかな（笑）」――同じUAEの「ラクダミルク」も紹介されていますが、味や匂い、牛乳との違いを教えてください。「オーツミルクのような植物性ミルクに味は似ています。牛乳よりもあっさりしていて、クセが少ない印象です。牛乳が苦手な方は、試してみる価値アリかなと思います」――「万博の珍スイーツ5選」の中で、満足度の高かったスイーツはどれでしょうか？「私たち2人のおすすめは『ミャクミャク焼き』です。理由としては、持ち運びしやすい、冷めてもおいしい、見た目がかわいいという3点が挙げられます。この安定感に勝るものはありません」――ほかにもありますか？「妻のゆみちゃんは、食感がふわふわで甘さ控えめのケーキ『ラミントン』（オーストラリア発祥の伝統的な焼き菓子）推しです。ココナッツの風味が効いていて、女性ウケしそうな気がします。コーヒーとも合いそうです」◆「期待値を上回る満足度でした！」 大阪・関西万博で満足度の高かったパビリオンは？――レジャー施設あるあるですが、どれも通常より割高にも感じます。コストパフォーマンスの面ではどのように感じましたか？「ほかではなかなかできない体験と考えると、コスパは悪くないです。ただ、『おいしさ＝価値』と捉えると、コスパは良くはないかも。会場では、普段食べられないものをチョイスするのがミソです」――万博で満足度の高かったパビリオンについて教えてください。「万博は2度来訪しましたが、個人的に満足度が高かったのはフランス館です。テクノロジーに偏った演出ではなく、ファッションやワインなど、フランスならではの文化的要素がうまく融合していました。ただ、入場の列はうまく整理できていなかった印象です。万博初日だった影響もあるかもしれませんが、最後尾がどこかわからずに苦労しました」――子どもが楽しめそうなところもありましたか？「子どもでも楽しめるのは、関西パビリオンですね。見て触って学べるような体験が多く、特にお子さま連れの方におすすめしたいです。――開催前から賛否両論ある『大阪・関西万博』ですが、来訪した率直な感想を教えてください。「期待値を上回る満足度でした！ 勉強不足だったのもありますが、来訪前は何があるのかよくわからず、「せっかくやし参加してみよか！」と軽いノリで来訪しました。各パビリオンで最新技術や文化・伝統が生真面目に紹介されているのだろうと想像していました」――想像とは違いましたか？「実際には、エンタテインメント性が強く打ち出された『テーマパーク』のような場所でした。パビリオン内外で、各国の関係者が来場者を楽しませようと歌や芸を披露していたり、無料のグッズを配布していたり…。日本の文化である“おもてなし”精神が、各国のみなさんから感じられたことには驚きました。海外文化や最新テクノロジーに興味がある人だけでなく、エンタテインメントが好きな全世代の方におすすめしたい場所です。ちなみに、万博の回し者ではありません（笑）」