27歳でお笑いの世界に入り、40歳で“浅倉南”ネタで遅咲きブレイク。まもなく55歳を迎える今では、一般のファンから大御所芸能人まで、あらゆる人々の心をつかむ好感度No.1女性芸人へと上り詰めたいとうあさこ。今回のインタビューの場にもナチュラルメイクで登場し、「こういう一人で映る番組ダメなんですよ」と照れまくる、飾らないいとうの素顔に林修氏が迫る。
いとうあさこの“愛される原点”は幼少期から。超名門私立校で小学校から高校までの多感な時期を過ごした彼女。同級生がリモートで登場し、その原点をぶっちゃける。
「おしん」にハマって山形弁が抜けなくなったサービス精神旺盛な中学時代、あこがれの存在・マッチを想ってポエムをしたためたロマンチックな高校時代。すると、いとうの想いを知る マッチが「俺が出なきゃまずいでしょ」とVTRで登場。番組スタッフが、当時のポエムをマッチ本人に読んでもらうと…いとうも赤面する胸キュンコメントが飛び出す。
高校時代に尾崎豊にハマり、それまでの環境に疑問を持ってしまったいとうが19歳の時に取った行動はなんと、突然の家出。当時の切実な思いと、出席しなかった成人式。そしてその後の、母の愛と振袖秘話。
芸人・いとうあさこの軌跡にもじっくり迫る。30歳で経験した超過酷な無人島サバイバル生活に、40歳での遅咲きブレイク直後の葛藤。そして、周囲から“浅倉南ネタ”を求められる中で踏み切った、レオタードを脱ぐという決断。「嘘をつくことが嫌だった」といういとうが、当時の正直な思いを赤裸々に打ち明ける。そこには、自身の生き方にも直結する深い思いがあった。
素顔はまじめでちょっぴり人見知り、だからこそ身についた周囲への気遣いと、芯を貫く「嘘なく生きたい」という思い。国民的愛されキャラ・いとうあさこの素顔に深く迫る。