【RIZIN】クレベル・コイケ「まだまだ喧嘩しないといけないな！」ベルト再奪回へ向けて立ち上がる！【インタビュー】

きょう5月31日開催のRIZIN韓国大会『RIZIN WORLD SERIES in KOREA』のファンイベント「前夜祭」が30日、試合会場のソウル・パラダイスシティで行われ、前フェザー級王者のクレベル・コイケがゲストとして参加した。 現地取材しているORICON NEWSは、イベント直前のクレベルのインタビューに成功。5月4日の『RIZIN』男祭りでラジャブアリ・シェイドゥラエフに奪われたベルトへの思い、大きな声援を送ってくれたファンへの感謝、そしてSNSでのやり取りが注目される朝倉未来との試合の可能性について聞いた。■「応援してくれた人たちと日本のために、ベルトを守れなかったことが悔しいな」――今回はメインでキ・ウォンビン選手と対戦する、ライト級王者のホベルト・サトシ・ソウザ選手のセコンドとして、韓国に来られたんですよね。【クレベル】そうです、いつもサトシの試合はセコンドとしてサポートしています。体調も良さそうですし、彼は頭もいいので準備は万全です。私が韓国に来るのは4～5回目で、私は試合したことがないけどサトシやマルキーニョスは過去に戦ったことがあるし、ボンサイ柔術の韓国支部が10個くらいあるんです。――サトシ選手以外に今大会で気になるファイターや試合は？【クレベル】三浦孝太選手ですね、彼はカッコイイな！私の家族も私も彼がめちゃ好きで、格闘技をやるのがもったいないくらいモテるじゃん（笑）。韓国でもめちゃ有名で人気があるみたいですね。あとは金太郎選手の試合も見たいです。今回も喧嘩ファイトで楽しむのかな。本当は私も韓国大会に出たかったけどね（笑）。――クレベル選手は今月4日の『男祭り』でシェイドゥラエフと対戦しましたが、ダメージは？【クレベル】体よりも、心がまださみしい、悲しいな。ベルトはもちろん大事だったけど、日本のRIZINを代表して戦ったのに負けてしまって、応援してくれたお客さんに……。日本のためにベルトを守ることができなかったのが、とっても悔しいです。――それでも、東京ドームに集まった4万2000人のファンから大きな歓声を浴びたことは、素晴らしい経験になったのでは？【クレベル】あんな歓声を浴びたのは初めてでした。いつもは逆で、クレベルの相手を応援する人のほうが多かったけど、今回は私を応援してくれる人がすごく多くて嬉しかった。だけど、勝つことができなくて恥ずかしいな。超恥ずかしいです。■朝倉未来への対戦要求は翻訳ミス!?「マネージャーから注意されました（笑）」――次の試合の準備は始めていますか？【クレベル】まだ決まっていないけど、去年の12月と5月に試合をやったので、ちょっと休みたいです。家族とも過ごしたいし、自分のジムの生徒たちのサポートもしたい。試合が決まると1ヶ月半くらいアメリカに修行に行くから、他の人をサポートするのは難しいな。去年10月に誕生した息子のリュウくんとも過ごしたいです。彼が生まれて自分の人生がすごく変わりました。やっと大人になれたみたいな。ずっと前から父親になってたけど（笑）、大人になったと感じます。だから、自分の子供ももっとサポートしたいし一緒に遊びたいです。――リュウくんもいずれMMAファイターに？【クレベル】もちろん！彼がやりたいことなら何でもOKだけど、いつも一緒にジムにいられたすごく嬉しいな。体を動かすことが楽しいみたいだから、格闘技をやるかな。――次の試合が決まっていないクレベル選手ですが、SNSでは朝倉未来選手とバチバチやっていましたね？【クレベル】彼が『男祭り』の試合後インタビューで私と戦いたいと言っていて、私も同じ気持ちがあって、彼がXで私にコメントしてきてから、翻訳してすぐに「いつでも戦いますよ！」と反応したけど、その翻訳が「彼はすぐに戦いたいと言ってる」と間違えていたみたいで、私が投稿したあとにマネージャーから注意されました（笑）。だから、間違えてゴメンナサイ。でも、彼も私も戦いたいと思っているのは間違いないから。前戦から4年も経って、次にやるとしたら大みそかになるかな。でもシェイドゥラエフとも戦いたいね。――因縁の平本蓮選手とは？【クレベル】彼のことは全然知らないよ。戦いたいのはシェイドゥラエフと朝倉。でも札幌で試合するケラモフもいるな。忙しいね、私やらなきゃいけない喧嘩いっぱいあるね（笑）。まだまだ辞められないな。少し前から、いつまで格闘家をできるかわからないと考えるようになって、歳を取って疲れやすくもなってきて、気持ちがちょっと落ちてました。でも、シェイドゥラエフに負けて逆に気持ちが盛り上がって、まだまだできる、日本にトップを取り戻したいって思って、ファイタースピリットに火がつきました。――じゃあ、リュウくんがデビューするまで続けてRIZINに親子同時に出場しましょう！【クレベル】う～ん、それは無理かな（笑）。でも40歳になるまで、あと5年は続けられるように頑張ります！●『RIZIN WORLD SERIES in KOREA』対戦カードPPVはU-NEXT、ABEMAなど各種プラットフォームで前売りチケットが発売中。