今作の舞台は、冷徹ドS部長・犀川真一郎(安田顕)率いるワケアリ&クセツヨ芸能人たちの巣窟・TOYOプロダクション芸能4部。新人マネージャーで元天才子役の神田川美和(川栄)は、部長のムチャぶりに翻弄(ほんろう)されながら、崖っぷちタレントたちのために芸能界を駆け回る。持ち前の洞察力と演技力でダメタレントたちを再生する、どん底にいても夢をあきらめない者たちの人生リベンジコメディーとなる。
もみ消したはずだった美和とトップスター・真田祐士(山田涼介)の極秘デートが流出する。さらに、美和の正体が17年前に“オオサンショウウオ事件”を起こして炎上した“元天才子役・神田川美和”だったことまで暴かれてしまう。
一方、和田浩二(橋本じゅん)のもとに環境保護CMへの出演オファーが来る。何十年かぶりのCMの仕事に気合いが入りまくった和田は、張り切りすぎて禁止行為を連発し、大炎上。そんな中、犀川から美和に「和田の炎上謝罪会見を成功させよ」という新たなミッションが課せられた。和田と謝罪の特訓に挑む美和だが、迎えた会見本番では矛先が自分に向く。
さらに、美和は17年前に自分をかばってくれた大俳優・紫乃(寺島しのぶ)とついに再会する。しかし、紫乃の口から放たれたのはあまりにも厳しい言葉だった。揺れる想いを抱えたまま会見に臨んだ美和が壇上で口にした、“まさかのひと言”とは。