在籍していたボーイズグループSF9ではリードボーカルを担当、ドラマ『先輩、その口紅塗らないで』などで俳優として活躍するロウン。
前半はフルバンドをバックにした音楽ライブ。秦基博の「鱗(うろこ)」、優里の「ベテルギウス」とポップな楽曲を美しい歌声で披露。2曲を歌い終わると「マジか!夢じゃないですかね」と流ちょうな日本語で素直に喜びを爆発させる。というのも、かつて、事務所の先輩CNBLUEの武道館公演のオープニングアクトを担当。以来、ロウンは日本武道館でのライブが夢だったという。
続いてレミオロメンのバラード「3月9日」などを歌い上げると、「ガラッと雰囲気を変えていきます。僕にとって挑戦でした、難しい」と言いながらアップテンポなKing & Prince「シンデレラガール」を熱唱。これにはファンも一気にヒートアップ、歌い終えて「やり遂げた」と満面の笑顔になるロウンだったが、「バラードを歌っているときもこれぐらい盛り上がってほしい」とリクエストして会場の笑いを誘っていた。
そのほか「家族になろうよ」「Subtitle」「メロディー」などで元リードボーカルの実力を遺憾なく発揮。
MC古家が登場した後半はトークコーナーに。「近況報告」では、ディズニープラスで配信予定の最新ドラマ『濁流』の話題を。貴重なドラマ映像も少しだけ紹介しつつ、古家がドラマに関する質問を繰り出すもののロウンは「言えない!」を連発。当日時点では明らかにできないことが多かったようだが、「演技はキャリアの中で自信がある」と語りファンの期待感をあおった。
さらに、8月で29歳になるロウンに「私の素敵な20代」をテーマに、「ダンスアイドル(SF9)」、「俳優(ロウン)」「青年(キム・ソグ)」3つにわけて、ロウンの素敵な20代を深堀り。そのほか、親友からロウンに送られた手紙を公開したり、『濁流』で共演した俳優パク・ジファンやN.Flyingのキム・ジェヒョンらからの映像メッセージを紹介。心温まる言葉の数々にロウンも感激、改めて人柄を知ることができる貴重なコーナーとなった。
そして、会場に詰めかけたファンからのメッセージを読み上げるコーナーのあとは最後にロウンからファンへメッセージを。入隊についても「悲しまないでください。絶対によりかっこいい姿で帰って来るので楽しみにしてください」と元気よく語ってくれたが、前日のリハーサルでの意外な思いも披露してくれた。
秘蔵映像では前日のリハーサル風景、ファンミーティング当日の武道館入りからバンドメンバーとの交流などの舞台裏、さらには昼・夜の公演を終えた直後に感想を語る様子などを紹介。