第3子妊娠中の加藤ミリヤ、子宮外妊娠を経験「同じ痛みを乗り越えながら頑張るあなたを」気持ち寄り添い

　シンガー・ソングライターの加藤ミリヤが、25日までに自身のインスタグラムを更新。昨年3月に子宮外妊娠を経験したことを明かした。加藤は現在、第3子を妊娠中。出産予定を「夏の終わり頃」としている。

　投稿で、ふっくらお腹の自身のショットを公開し、「過去の自分が想像もしなかった未来を今生きている。三度目の妊娠生活はじっくり堪能するまでもなく瞬く間に臨月を迎える」と報告。「日々変化していく自分の体を目の当たりにして、この性に生まれて生きることで経験する理不尽ささえも昇華してくれるような一つの物語を胎児とそして家族と一緒に作り上げている」「このお腹の羊水の中をぷかぷか泳いで成長していく胎児は水の精のよう。宇宙との繋がりを感じるような十ヶ月の奇跡体験」などとつづった。

　マタニティフォトに携わったクリエイターに感謝を伝え、続けて「昨年の3月に子宮外妊娠を経験しました」と報告。「二人の息子を何事もなく妊娠出産している私にもそのようなことが起きると思いもしなかったし、出産が叶わなかったことはとても悲しい経験でした」と振り返り。「だからこうして奇跡的にまた子を授かり、この体で子を育てているこの時間はかけがえないものです」とコメント。

　続けて「私と同じような経験をされた方やもっと精神的に辛い経験をされた方も多くいらっしゃると思います。とても辛いですよね。『なぜ私が？』と泣きましたが、強い夫に励まされ、母や事務所のみんなや友達の存在に助けられました。そして看護師さんが手術前に勝手に流れてくる私の涙を優しく拭いてくださったあの瞬間はほんとうに救われました」と振り返った。

　「だから私も、同じ痛みを乗り越えながら頑張るあなたを精神的に抱きしめたいと思いこの文章を書いています。(個人的な話を失礼しました)」「無事に我が子の姿を見るその日まで、子と一体となった姿の自分を御守りのように大切に持っていたいと思っています」とつづり、「今日も頑張るすべての母たちに愛とリスペクトを込めて！」と呼びかけ締めくくった。

　加藤は1988年生まれ。14歳から作詞・作曲を始め、デビュー前にReggae Disco Rockersや童子-Tなどのアルバムに参加。2004年にシングル「Never let go／夜空」でメジャーデビュー。“女子高生のカリスマ”として注目を集め、ヒット作を多数リリース。また、清水翔太とのコラボレーションシングル「Love Forever」「FOREVER LOVE」も話題となった。

　プライベートでは、19年4月に結婚と第1子の妊娠を発表。同年6月に第1子男児の出産を報告した。20年12月には第2子妊娠を明かし、21年10月に第2子も含めた親子3ショットを公開。25年1月に第3子の妊娠を発表した。