本作の舞台、謎の新型ドラッグ【DOPE】が蔓延する近未来の日本。物語は、存在が世間に公表されていない秘密部署・麻薬取締部特殊捜査課、通称「特捜課」に異動した新人麻薬取締官・才木優人(さいき・ゆうと)が、才木の教育係で型破りな陣内鉄平(じんない・てっぺい)とバディを組み、個性豊かな仲間たちと共に【DOPE】が巻き起こす事件に挑む姿を描く。互いに秘密を抱えながら、次第に影響し合い成長していく人間ドラマと、本格アクションシーンが融合する新時代の作品となる。
第2話の終盤で明かされた陣内の過去。妻・香織(入山法子)が亡くなっている姿を陣内が見つけるシーンについて長谷川プロデューサーは「当日の中村さんはすごく集中なさっていました。役とある程度の距離感を持ちつつ向き合うタイプの役者さんですが、この日は陣内が憑依していたように感じました。緻密に動きの確認をして、中村さんのお芝居を最大限に発揮してもらえるように、手元のヨリのカット以外は1テイクで撮影できるようにしました」と撮影時の裏話を明かした。
また、第2話のショッピングモールでのアクションシーンについては、実際のショッピングモールの一角を借りて3日間かけて撮影したと明かし、綿貫(新木優子)のアクションシーンについて「新木優子さんの魅力も相まってかなりカッコいいシーンになりましたが、撮影の3か月くらい前から練習してくれています」とかなりの時間が費やされて撮影されたシーンであることが語られた。