「DASH造船計画」は、DASH島の開拓以来、約10年活躍した手こぎの木造船ディーノ号を引退させ、新たな舟を自分たちでイチから手作りするプロジェクト。スピードと操作性に優れた沖縄伝統木造帆船・サバニを目指す。
最大の難所だった舟の側面づくりに挑む。9メートルのまっすぐな巨大板を流線形にするため、割らないように少しずつ慎重に押し曲げていく。57日間続け、ついに流線形の側面が完成。ここからはリーダー・城島と森本の二人三脚で、舟の心臓部・舟底のパーツを作成する。
重さ約300キロの舟底を側面の板の上にピッタリ乗せる緻密な作業では、バランスが崩れれば、苦労して曲げた側面が壊れる危険もある。森本は、人力の巻き上げ装置を使い、城島の指示で慎重に舟底を持ち上げていく。さらにその後、途方もない過酷な作業が2人を待ち受けていた。
そして、今年も大麦が実りの時を迎えた。初めはたった1株だけ生えていた奇跡の大麦。その種を大事に育て、3年目の今年は大豊作。
命懸けの人間クレーン作戦で海の高級食材フトモズクを狙うが、森の中では高級キノコや有毒植物を発見。森本は「DASH島ってヤベェところなんだな」と、島のスケールに圧倒される。