歌手、俳優の松平健(71)が30日、都内で行われた新刊『マツケンサンバのハッピーまちがいさがし2 昭和タイムスリップ編』(幻冬舎)の発表会見に参加した。

 昨年に発売し、人気となった『まちがいさがし』の第2弾。
今作は松平も「間違い」を作成した。松平は「なかなか難しいですね。すぐ見つかっちゃいそうで」と笑う。昭和へのタイムスリップがストーリーの主軸に。もしタイムスリップできるなら、と質問されると松平は「昭和がいい。ゆったりしていて。あの頃は人の目もあまり気にしなかった。スマホもなく自由に生活できた」としみじみと話していた。

 今作が第2弾。「歌の方も『マツケンサンバII』がヒットして『マツケンサンバIII』になったので」と第3弾に期待した。また、「マツケンサンバII」といえば、25日に大阪・関西万博(大阪・夢洲)で歌唱し、話題になったばかり。松平は「櫓(やぐら)の上で自分が踊るスペースは、あまりなかったんですけど6000人のお客様とサンバを踊りました。
爽快でした。あれだけ熱狂していただけると、こちらもスゴくわ~っとなりました」と振り返る。松平は2005年の愛知万博『愛・地球博』でも「マツケンサンバII」を歌唱していた。「愛知万博がヒットしたころですね」と思い返すと、報道陣から“万博男”と呼ばれ苦笑い。それでも「お祭りに呼んでいただけるのはありがたいことですね」と笑っていた。

 今作は昭和にタイムスリップするストーリー。内容は「マツケンのもとに届いた、遊園地からの貸し切り招待状。謎めいた誘いに胸が高鳴ったマツケンは、ご近所さんと一緒に出掛けると、突如タイムスリップに巻き込まれる。たどり着いた先は、昔懐かしい昭和の街並みだった。そこで、昭和の人々から、ある悩みを相談されて…。“時をかけるマツケン”の姿を追いながら、写真にある間違いを探していこう」となっている。
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