2020年はコロナ禍での実施となったことから、会場となった両国国技館は無観客、対面募金は中止。出演者同士も十分な距離をとって感染対策を行い、深夜帯の放送も取りやめ安全を考慮した。また、名物となった公道でのチャリティーマラソンも行わず、代わりに24時間、公道ではない5キロの私有地を1周するごとに10万円を募金する『募金ラン』を実施した。高橋尚子を筆頭に『チームQ』のメンバーとして土屋太鳳、吉田沙保里、陣内貴美子、松本薫、野口みずきが、リレー形式で参加した。
翌21年は、昨年と同じく両国国技館(東京)より無観客で生放送され、対面募金は実施せず。東日本大震災をはじめとしたさまざまな被災地への支援を行ってきた芸能人やアスリートによるチャリティーリレー企画を実施。第1走を務めた岸優太をはじめ、水谷隼、荒川静香、川井梨紗子、川井友香子、五郎丸歩、田中理恵、長谷川穂積、丸山桂里奈、林咲希、城島茂の11人が想いをつなげ、100キロの距離を走り抜いた。
22年は、両国国技館から生放送、3年ぶり有観客で実施され、EXITの兼近大樹が年ぶりとなる単独でのチャリティーランナーを務めた。23年は、放送当日にヒロミがチャリティーランナーを務めることが発表。24年はやす子がチャリティーランナーを務めたが、33年目にして新たに「目的別募金」を開設。やす子が「マラソン児童養護施設募金」のために走り、全額を全国600ヶ所以上の児童養護施設のために使った。
1978年から続く同番組の今年のテーマは「あなたのことを教えて」。チャリティーパートナーが、災害復興や障がい者支援など、それぞれのテーマで企画に参加し、チャリティーの輪を広げる。一人ひとりが強い想いを胸に、等身大の目線で現地取材に取り組む。
総合司会は、上田晋也、羽鳥慎一、水卜アナが担当。チャリティーパートナーは、King & Prince、志尊淳、長嶋一茂、浜辺美波、氷川きよし、やす子が務める。
■『24時間テレビ』直近のランナー
2020年(募金ラン):高橋尚子、土屋太鳳、吉田沙保里、陣内貴美子、松本薫、野口みずき
2021年(募金リレー):岸優太、水谷隼、荒川静香、川井梨紗子、川井友香子、五郎丸歩、田中理恵、長谷川穂積、丸山桂里奈、林咲希、城島茂
2022年:兼近大樹(EXIT)
2023年:ヒロミ
2024年:やす子