夏恒例の『24時間テレビ』は、5人にとって幼少期からなじみ深い番組。
10代、20代のパワーで、チャリティーの輪を広げる。西村は「まずは関西から、そして最後は全国で『サライ』を歌いたい。精一杯この5人で盛り上げられたら」と気合。番組ではロケに出かけるほか、生歌唱パフォーマンスも予定し、「新しい僕たちを届けたい」と呼びかけた。
伊藤、池川、角は「Boys be」のメンバーで、現役高校生。伊藤は「『24時間テレビ』はマラソンのイメージが強かったので、走るんかな、と思った(笑)」とはにかみながら、「あんまりしゃべるのは得意じゃないんですけど、頑張ってしゃべるんで、見ててください」と言葉をつむいだ。池川は「一つのことを集中して学習するのが好き。事前学習もして取り組みたい」と張り切った。そして、角は「みんなに笑顔を届けたい。
取材会の時点で、絶妙なチームワーク。「生放送でどんな5人を見せたいか」と聞くと、「同じグループじゃなくて、関西ジュニアとしてこの5人が選ばれているので、関西感と若さを出したい」と一致団結した。
一方で「心配なこと」は「(生放送で)角のギャグが始まったら…」。「ギャグを頑張りたい」という角に対し、嶋崎は「生放送で言うギャグは事前に楽屋で…」とツッコみ。関西らしい笑いもありつつ、大真面目。嶋崎は「仲良いがゆえの、身内感ではなく、老若男女の方が見ていることを意識しつつ、伝わる言葉でしゃべりたい」と語っていた。
今年の番組テーマは「あなたのことを教えて」。差別、貧困、格差などの問題の根底にあるのは、他人への無関心ではないか。そこで、まずは自分の周りの人が抱えているさまざまな問題を「知って」、そして、生きづらさを抱える人々の取材を通して、その方々の想いを「教えてもらう」。そんな互いの理解を深めるきっかけとなるような『24時間テレビ』を届ける。
ytv司会は、ミルクボーイと黒木千晶アナウンサーが就任し、ともに6年連続の番組出演となる。