活動休止中のきのこ帝国のメンバーで、現在はシンガーソングライターとして活動する佐藤千亜妃(36)が9日、公式サイトと自身のインスタグラムで、第1子を出産したことを報告した。

 文書を公表し、「この度、私事ではありますが 結婚5年目となるパートナーとの間に第一子を授かり、この夏元気な男の子を無事出産しましたことをご報告させていただきます」と伝えた。


 「仕事と並行しながら不妊治療に向き合い、やっと迎えることができた命です」と明かし、「治療中の体調の波や不安、そして出産自体も想像以上の体験でしたが、そんな中でも力いっぱい産まれてきてくれた我が子に『頑張ってくれてあり
がとう!』という気持ちで胸がいっぱいです」と振り返り。「そして寄り添い支えてくださった関係の皆様、家族、友人に心から感謝いたします」とつづった。

 現在は「身体を回復させつつ、小さくてパワフルな生命体から、新しい刺激と沢山のエネルギーを感じている毎日です。この日々を糧に今後もさらに深く音楽と向き合い、ひとつひとつ大切に届けていこうと思っているので、引き続き応援していただけたら嬉しいです」と呼びかけ、「また皆さんにライブでお会いできる日を、心から楽しみにしています!」と締めくくった。

 佐藤は1988年9月20日生まれ。高校生の時に岩手県から上京し、大学の同級生とバンド「きのこ帝国」を結成。Vo/Gt/作詞作曲を担当し、2019年5月27日に活動休止を発表した。現在はソロで活動中。CMやRyohu、春野、KERENMIの楽曲への歌唱参加、亀梨和也、Da-iCE、SCANDAL、森七菜、私立恵比寿中学などアーティストへの楽曲提供・プロデュースを手掛けるなど、活動は多岐にわたる。
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