お笑いコンビ・南海キャンディーズの山里亮太が11日、都内で行われた『どっち派認定 AI「MOTHER」PR発表会&体験会』に登壇し、エピソードトークを遮られるハプニングに自虐で会場を笑いで包んだ。

 山里はCMキャラクターとして、「きのこの山」50周年アンバサダーである森崎ウィンとともに登場。
この日発表された、思い込みやこれまでの考えに左右されない、潜在的な嗜好「どっち派」を客観的に認定するどっち派認定AI「MOTHER」にちなんで、「◯◯派だと思っていたものがあとから△△派に変わったという経験」についてフリップで発表した。

 山里は「失敗から成功」と回答。森崎が「哲学的」と評するなか、山里は「ちょっと真面目な話になるんですけども。いままでは相方の仕事に対して失敗を願ってたんですけど…」とトーク。ところがその途中で、道路を走る車の排気音が大きく鳴り響き、話を遮ってしまうハプニングが発生。山里は「オチの直前に排気量の多い車が通ったな!オチがぼんやりしたな!誰だ!」とツッコミ、大きな笑いに変えていた。

 司会から「ではもう一度…」とリクエストされると、「もう一度!?」とぼやきながらも再度説明。「いままでは相方がなんとか失敗しないかなとか、相方に大きな仕事が来たらもみ消そうとしていたけど、最近では相方が舞台をやっているのをおもしろいらしいって言えるようになったし、相方が個展とか開くたびに、僕はずっと実はゴーストライターが描いてるって言ってたけど、最近は自分で描いてるよって言うようになったんです」と相方に対しての想いが変化したことを告白した。

 森崎が「人生ってまだまだ未知で、学びが続くのが人生なんだなっていうのを、新たに学ばせていただきました」と真摯に受け止め感想を述べると、山里は「俺のところをすごくいい形で旅立っていった。ウィンくんがすごく育てるのが上手」と感心。「すごいいいお話みたいですが、成功を祈るのが普通なんですけどね」とし、「ゴーストライターなんて言ってるときのみんなの顔は見れた顔じゃなかったですもんね、人としてこの人はどうなんだろうって」と振り返った山里。「そんなことをやってるような人間だから、排気量のでかい車が通るんでしょうね、大事なときに。
罰でした」と自虐。司会が「罰が当たりました」と締めようとすると、「どんな締め方ですか!」とツッコミを入れて会場を笑いに包んでいた。
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