メインダンサー&バックボーカルグループ・超特急のシューヤ(30)が、初のソロ写真集『TRENTE』(SDP)を8月11日に発売した。発売記念イベントを実施するにあたり、ORICON NEWSでは単独インタビューを実施。
写真集に込めた思いのほか、“相方”タカシへの想いや30歳の節目を迎えての自身の変化などを語ってもらった。

 本作は、通常版とSpecial Editionの2形態で展開。シューヤが憧れていたファッションの聖地「パリ」で撮影し、フランス語で「30」を意味する「TRENTE」というタイトルには30歳を迎えた節目を記念する意味が込められている。

 音楽の次に愛してやまないという“ファッション”をテーマに、本人の私物も含んだ全31パターンにも及ぶ多彩なスタイリングで、パリの街並みやさまざまなシチュエーションに合わせた表情を披露。超特急では“チャラチャラ担当”として親しまれているが、今回は一切のチャラチャラを封印。これまで見せたことのない新たな一面が詰まった写真集となっている。

■写真集のために「人生で一番いい身体に仕上げた」 メンバーには手渡し「それぞれ見方が違って面白い」

――先行カットの体脂肪率6%に鍛えられた腹筋にファンのみなさんからたくさんの反響がありましたが、いかがでしたか。

まずは、写真集が出たことに対してのファンのみんなの喜びが大きかったことがうれしかったです。また、写真集のために人生で一番いい身体に仕上げたので、そこにも喜んでくれて、本当にやってよかったなと思いました。他のカットも(鍛えた身体を)たくさん披露しているので、そこでより喜んでもらえるんじゃないかなと思います。改めて見ると自分でもやばい(内容だな)と思います(笑)。

――超特急のみなさんの反応はいかがでしたか。


タクちゃん(タクヤ)だけタイミングが合わなかったのですが、きのうみんなに手渡しできました。カイくんも直近で写真集発売決定を発表していたこともあって、ぼくがいないところで(写真集を担当した)ヘアメイクさんに「これだけLOOKあったら絶対大変だったでしょ」と話してくれていたようで、とてもうれしかったです。マサ(ヒロ)も、「めっちゃ凝ってるね!」だったり、写真の配置のこだわりまで気づいてくれたりして、メンバーそれぞれによって見方が違って面白いなと思いました。
ユーキは寝ていたので起こして渡したら、「ありがとう!」と言いながら表裏表紙だけチラッと見てテーブルに置いてすぐにもう一度寝たので、「後ろからひっぱたいてやろうかな」と思いつつ、ユーキらしいなと感じました(笑)。

■対談相手は欠かせない2組をセレクト「過去を知って本当のぼくを愛して」 タカシには「毎日影響を受けている」

――写真集の対談企画に、WhiteA(ホワイトエース)のみなさんを選んだ理由は。

WhiteAに関しては、ぼくのダンスボーカルの一番の青春時代を生きたグループだったので、30歳を記念して出す写真集には欠かせないと思いました。今のぼくがあるのは、過去があったからこそで、この性格もそうですし、いま超特急として活動している中での基となっているものもその時代に培ってきたものなので、過去を知ってもらえるとより一層、本当のぼくを愛して応援していただけると思ったからです。

――では、タカシさんを選んだ理由は。

ぼくの相方はタカシくんなので、必然的でした。この記念すべき写真集に、タカシくんが快くふたつ返事で出てくれたことがうれしかったです。「本当に俺が出ていいの?」という風に言ってくれて、そのスタンスがすごくタカシくんらしいすてきなところだなと思いました。ずっとこの先も一緒に歌っていく相手はタカシくんだからこそ、その決意表明ではないですが、ぼくが一番大切にしなきゃいけない存在だから、出てもらいました。


――対談の中でもタカシさんへの感謝の言葉がありますが、“影響を受けた”タカシさんの言葉や行動があれば教えてください。

「ここが!」というよりも、毎日影響を受けています。2人の現場だとより思うのですが、本当に丁寧でここまで丁寧な人はあまりいないからこそ、ぼくもこういなきゃいけないなとすごく思います。帰るときにスタッフさんへ「そこまで言うか!」というほど優しい言葉をかける姿を見たりすると、ぼくもこうあって“せぶいれ(※ボーカル2人での活動時の愛称)”という形を作らなくてはいけないなとより思います。

■超特急&ファンにとって「“唯一無二”な存在でありたい」

――超特急に加入して3年が経ちましたが、自分の中で一番変わったと思う部分はどこですか。

“性格が丸くなった”ことですかね(笑)。WhiteAとの対談の中でも、過去の自分のやばいエピソードが載っていますが、当時の悪いところが削ぎ落とされて洗練されつつあります(笑)。性格がタカシくんとまったくの真逆なので、それも一つのスパイスになっているのかなと思います。

――グループやファンの皆さんにとって、どんな存在でありたいですか。

“唯一無二”な存在ですかね。アーティストとして、自分(の軸を)をぶらすことは今後もしないからこそ、他の人と違うこともあると思うんです。「かわいいことして!」と言われても一人だけしなかったり…(笑)。
特殊だなと思われることもあると思いますが、それがぼくの良さでもあるので、この良さを大切にして“唯一無二”な存在でありたいと思います。

■プロフィール
シューヤ/志村秀哉(しむら・しゅうや)
1995年3月25日生まれ、埼玉県出身。22年4月に発表された超特急の新メンバー募集オーディション『超特急募』に合格し8月に加入、バックボーカルとしてデビューした。“11号車、チャラチャラ担当”で、メンバーカラーはチャコール。同グループのバックボーカル・タカシと“せぶいれ”としても活動している。

スタイリスト:塚本隆文
ヘアメイク:KABUKI RYOTA

<作品概要>
≪通常版≫
タイトル:超特急シューヤ1st写真集「TRENTE」
発売日:2025年8月11日(月・祝)
撮影:佐藤俊斗 
価格:3,300円(本体3,000円+税)
サイズ:B5
ページ数:128
発行:SDP

≪Special Edition版≫
タイトル:超特急シューヤ1st写真集「TRENTE」
発売日:2025年8月11日(月・祝)
撮影:佐藤俊斗 
価格:7,700円(本体7,000円+税)
サイズ:B5
ページ数:224
発行:SDP
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