テレビ大阪『おとな旅あるき旅』(毎週土曜 後6:30 ※関西ローカル)が、9月20日の放送で800回目を迎えるのに先立ち、きょう21日に同局で記者会見が開かれた。出演する俳優の三田村邦彦(71)が出席し、番組の歴史で大きな出来事だった4年間を語った。


 旅人の三田村が訪れた先の土地を歩いて、その風景や地元の人々とのふれあいの中から感じたことを伝える”おとなのための”旅番組。2009年1月10日の放送開始から、9月20日に放送800回目の節目を迎え、三田村が番組初登場の伊吹吾郎(79)と共に滋賀・草津を訪れる。

 17年目に入り「もう当たり前のように、あっという間に時が経ってしまって」と振り返った三田村。記念すべき800回目のゲストに伊吹を迎えられたことに「(ロケ前日)はもう楽しくて楽しくて、修学旅行に行く小学生みたいな感じで、11時に寝たんですけど、1時、3時、4時に目が覚めて、伊吹さんに会えるんだって思った」と期待に胸を膨らませたと言う。

 周囲から「1000回目指しましょう」と応援の声をもらったことを明かし、「1000回というと、4年後で21年目。僕が生きていたら続けたいなと思うんですけど、伊吹さんを見てるとやれてるんじゃないかと」と意気込み。

 そして、番組の歴史を振り返り「コロナがあった時が一番大変でした。旅番組なのに旅に出られない。それで東京からリモートでつないで、大阪在住の人がロケをするなんてことをやりながら、4年間乗り越えたのが一番。旅に出られないから、たぶん終わるだろうなって思ってたのが、いろんな考え方でつなぎとめてくれたスタッフに感謝です」と語った。

 会見には伊吹も出席した。
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