俳優の波瑠と川栄李奈がW主演を務める、10月スタートのTBS系金曜ドラマ『フェイクマミー』(毎週金曜 よる10:00~)において、川栄演じる茉海恵の一人娘・いろは役として、約400人のオーディションを勝ち抜いた池村碧彩の出演が決定した。

 本作は、正反対の人生を歩んできた二人の女性が“母親なりすまし”という禁断の契約を結ぶことから始まるウソとトラブルだらけのファミリークライム・エンターテインメント。
物語の主人公は、大手企業で順調にキャリアを築いていたものの訳あって退職し、転職活動に苦戦する花村薫(波瑠)と、元ヤンでベンチャー企業「RAINBOWLAB」の社長・日高茉海恵(川栄)。薫は名門私立・柳和学園小学校への受験を控えた茉海恵の娘・いろはの家庭教師として働き始めるが、やがて茉海恵から「お受験の日、私の代わりに“ママ”として面接を受けてほしい」と持ち掛けられる。もしバレたら刑罰に問われかねない母親業のアウトソーシング。はたして、薫と茉海恵が交わした禁断の“フェイクマミー(ニセママ)”契約の先にあるものとは…。

 出演者には波瑠と川栄のほか、茉海恵が経営する「RAINBOWLAB」の敏腕副社長・黒木竜馬役に向井康二(Snow Man)、いろはが受験する名門私立・柳和学園小学校の教師・佐々木智也役に中村蒼の出演が発表されている。そして今回、茉海恵の一人娘・いろは役として、約400名が参加したオーディションを勝ち抜いた池村の出演が解禁となった。

 池村は、連続テレビ小説『おかえりモネ』(2021年/NHK)でドラマデビューを果たし、以降、大河ドラマ『どうする家康』(2023年/NHK)への出演や、ミュージカル「SPY×FAMILY」(2023年)のアーニャ・フォージャー役に抜擢されるなど、幅広いジャンルで活躍。今年公開された映画「ドールハウス」では物語の重要なキーパーソンを演じ注目を集めた。

 池村が演じる日高いろはは、茉海恵の非公表の一人娘。母・茉海恵に似て、気が強く負けず嫌いな性格だが、実は飛びぬけた知性を持つ天才児。特に数学においては驚異的な才能を持つが、その突出した知性ゆえに大人を少し見下してしまう一面があり、家庭教師が次々と辞めてしまう。新たに家庭教師として雇われた薫もいろはの洗礼を受けることになるが、ある出来事をきっかけに2人の関係に変化が訪れる。
そして、薫と茉海恵が“フェイクマミー(ニセママ)”契約を結んだことで、いろはにとっては母親が2人になるというちょっと不思議な状況となっていく。

 今回、初共演となる波瑠と川栄はそれぞれ池村の印象について語った。波瑠は「天真爛漫な子で、いろんな顔を見せてくれました。おかげで現場の空気が明るくなりますし、池村さんが笑顔でいられるような現場を作りたいと思いました」と語り、川栄も「大人っぽい子で、友達と会話しているようでした。本当に天使のように明るい子なので現場も自然と明るい空気になるのかなと思いました」と、その魅力を称賛した。

【日高いろは役・池村碧彩 コメント】
いろはちゃんになりたくて、いろはの気持ちをたくさん考えてオーディションを受けたので、合格したときは本当にうれしくて歩くのがずっとジャンプになっちゃってました!
波瑠さんはもう撮影をいくつか一緒にしていて、どんなときも優しくお話ししてくれたり遊んだりしてくれて、ちょっと緊張しちゃうシーンも波瑠さんが近くにいてくれると安心してお芝居ができます。(川栄)李奈さんは一番最初に会ったときから優しくて面白くて、何でも話しちゃいました。でもまだ撮影を一緒にするのはこれからなので、絶対楽しいだろうなとわくわくしています!
出演者の皆さんもスタッフさんも、優しくて面白い方ばかりです。そんなみんなで作るドラマ『フェイクマミー』は絶対素敵な作品になると思います。私も付いていけるように一生懸命頑張ります! ぜひ見てください!

【プロデュース・韓哲 コメント】
オーディションでお芝居を見た瞬間、いろは役は池村さんしかいないと思いました。
薫のセリフに、いろはのことを「天才と呼んで差し支えないレベルです」という箇所がありますが、これは池村さん自身に当てはまる言葉だと感じています。
大人顔負けの完璧な演技を見せたかと思えば、カットがかかった瞬間に天真爛漫な子どもに戻り、得意のカエルダンスでみんなを笑顔にしてくれます。

波瑠さん、川栄さんと、池村さんがどんな“親子”のカタチを築いていくのかどうぞご期待ください。
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