本作の舞台、謎の新型ドラッグ【DOPE】が蔓延する近未来の日本。物語は、存在が世間に公表されていない秘密部署・麻薬取締部特殊捜査課、通称「特捜課」に異動した新人麻薬取締官・才木優人(さいき・ゆうと)が、才木の教育係で型破りな陣内鉄平(じんない・てっぺい)とバディを組み、個性豊かな仲間たちと共に【DOPE】が巻き起こす事件に挑む姿を描く。互いに秘密を抱えながら、次第に影響し合い成長していく人間ドラマと、本格アクションシーンが融合する新時代の作品となる。
第8話は、陣内(中村倫也)が拘置所から脱走したという話は特捜課全員に共有され、オフィスに残された陣内のロッカーやデスクから荷物が押収された。特捜課の面々は葛城(三浦誠己)から自宅待機を命じられるが、陣内が戸倉(小池徹平)を撃った瞬間を目撃していた才木(高橋海人)は、陣内がジウ(井浦新)に操られていただけだと反発。早く陣内を探したいと焦る才木と、正体不明のジウを相手にすることに及び腰の面々と、特捜課は揺らいでいた。
そんな中、綿貫(新木優子)の祖母・絹代(銀粉蝶)が行方不明に。GPSを辿り絹代を見つけた綿貫だったが、そこには寒江(松角洋平)と藤川(小倉史也)の姿が。2人の目的が分からないまま交戦することとなった綿貫は、彼らの攻撃で異能力を封じられてしまい…というストーリーだった。
物語終盤には、才木がサイコメトリーで見た回想シーンに父・才木隆(田村健太郎)が登場。異能力者たちの将来のため、研究に真摯に向き合う心優しい人物で、美和子(真飛聖)とも研究を通じて知り合い、結婚することとに。しかし、その研究の末に誕生したのが“DOPE”だった。
視聴者からは「まさかパパがDOPEの生みの親だったとは」「パパが研究してた薬品がDOPEだったとは…。これはジウが才木くんに興味を持つワケだ…」「才木パパがDOPEが出来るきっかけを作ったのか」「嘘でしょ…これは辛い展開」「こうやってDOPEは作られたんだ 憎んでるDOPEを才木くんパパはいい方に利用しようとがんばってたんだ せつない」などの声が寄せられている。