平田広明が演じる曲淵景漸は、江戸の北町奉行として庶民の人気が高かった。度重なる天災で、米の値段が高騰し、民衆が不満を募らせる中、江戸市中で、打ちこわしが発生。老中たちや田沼意次(渡辺謙)に、近況の報告をおこなう…。
■第33回のあらすじ
天明7年、江戸で打ちこわしが発生する。新之助(井之脇海)たちは、米の売り惜しみをした米屋を次々に襲撃する。報を受けて混乱する老中たちに対し、冷静かつ的確に提言する意次(渡辺謙)。そんな中、蔦重(横浜流星)が、意次のもとを訪れ、米の代わりに金を配り、追々米を買えるようにする策を進言する。一方、一橋邸では治済(生田斗真)が、定信(井上祐貴)に、大奥が反対を取り下げ、正式に老中就任が決まると告げるが…