俳優・中村アン小澤征悦がW主演を務める、ABCテレビ・テレビ朝日系の日10ドラマ『こんばんは、朝山家です。』(毎週日曜 後10:15)の第7話(8月31日放送)を前に、キャストがクランクアップを迎えた。


 今作は、映画『百円の恋』、連続テレビ小説『ブギウギ』などの足立紳氏が脚本・監督を務め、自身の家族をモデルに描くホームドラマ。“キレる妻”の朝山朝子(中村)と“残念な夫”の朝山賢太(小澤)が、罵倒と叱責、ときどき愛で家族の難題を切り抜けていく。

 朝山家の“母”中村は、足立監督から花束を渡されると開口一番「泣いちゃったー!」と万感で、「皆さんが全力で作ってくださった朝山家の空間で、朝子さんを生きることができて、本当に充実した時間でした。蝶子も晴太も、そして賢太さんがたくさんサポートしてくださって、無事にクランクアップを迎えられたことをうれしく思います。足立さんの今作は台詞が多くて大変なんですけど、毎日がすごく楽しくて、あたたかくて、お芝居ってもっと自由に、楽しく表現していいんだなと、あらためて感じさせていただきました。ありがとうございました!」と語った。

 “父”小澤は「現場では9割9分、ウソ、もしくはジョークしか言わない男ですけど、ここでひとつだけ、本当のことを言わせてもらいます。足立さん、素晴らしい脚本、そして演出、ありがとうございました。朝子さん、蝶子、晴太、すばらしい家族、みなさんのチームワークがあってこその朝山家だと思いました。ありがとうございました。素敵な時間でした」と感謝。

 反抗期真っ盛りな高校1年の長女・蝶子(渡邉心結)、自閉スペクトラム症と診断され不登校気味の小学6年の長男・晴太(嶋田鉄太)と、笑顔の“家族4ショット”が実現した。


 前回の第6話「最後の手段とオヤゴコロ」では、学校に行きたくない晴太が突如、転校の意思を表明。一方、野球を辞めた蝶子はオンラインゲームに夢中。一方で映画「夜山家の人々」の撮影が進み、賢太は「俺のデビュー作をぶち壊しにきてる」と被害者ムーブを発動するなど、朝子の悩は尽きない。いよいよドラマは終盤を迎える。
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