2007年に公開されたアイルランド映画をもとにした今作の舞台は、アイルランドの首都・ダブリン。
シンガー・ソングライター役ということで、ギター稽古も含めて半年近く練習をしてきた京本は「寝泊まりはしてないけど、合宿していたくらいの濃密な時間。あっという間にこの日を迎えてしまったのであとは開き直って、自分とみなさんを信じて、稲葉さんのすてきな演出の作品やメッセージを届けられたら」と意気込む。
2ヶ月稽古をともにした稲葉氏は「アーティストとしてかなり面白い人。ずっと自分自身と戦ってる方。世界に対する挑発しているし、もがいているし…そういう人でないとものはつくれない。かなり独特で刺激的な方だと思ってくれたので、ガイ役はものすごく適役」と断言。「一緒にものをつくるのは、本当にワクワクして。この方ならどこまででも飛べるな、行けるところまで行けるという信頼感が、不思議とはじめからあった」と話した。
また、斉藤も「私にとってSixTONESの、というイメージが強かったんですけど、帝劇の最後の日の生の番組で一人でミュージカルとして歌っているところをテレビで観て、『あ、この方は本当に、伝わる歌を歌う方なんだ』と。お上手なのはもちろん、伝わる、心に届く。距離を持って歌う方だと感じました」と絶賛。
同会場では9日から28日まで、10月4日、5日は愛知・御園座、10月11日から14日は大阪・梅田芸術劇場メインホール、10月20日から26日は福岡・博多座で上演する。