俳優の山田裕貴が、8日放送の日本テレビ系バラエティー『しゃべくり007』(後9:00)に出演。8月16日に60歳で亡くなった、父で元プロ野球選手の山田和利さんからの手紙が読み上げられる一幕があった。


 番組に寄せられたメッセージを、上田晋也が代読。「運も味方にしていたかも。登竜門の戦隊シリーズに出演できた。そこからは人との出会いや作品に出会い、1つ1つ階段を上り、着々と自分の居場所を作り始めたところかもしれませんね。ここから更なる進化が求められることだとは思いますが、本人もわかって戦っている最中でしょうね。あまり褒めたことはありませんが、厳しい世界の中で戦い抜いているところはすごいと思います」と呼びかけていた。山田も感慨深く聞き入り「最近は褒めてくれるようになったんですけど、改めて言われるとうれしい」と語っていた。

 山田は8月26日、自身のXで【生前、父 山田和利を支えてくださった皆様へ】と書き出し、「このたび、父 山田和利が8月16日に60歳で永眠いたしました」と報告。「私たち家族が今日までやってこられたのは、父がプロ野球の世界で懸命に働き、支えてくれたおかげです。これまで父を支えてくださった球団関係者の皆様、球団OBの皆様、そして、父を応援してくださった皆様、深く深く感謝申し上げます」と伝えた。

 続けて「父は約4年前に癌を患い闘病していましたが、故人の意思により公にはせず過ごしてまいりました。野球というフィールドに限らず、公私共に親しくしてくださった皆様、直接ご挨拶を申し上げるべきところ、このような形でのご報告となりましたことを、深くお詫び申し上げます」と記した。


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運も味方にしていたかも。登竜門の戦隊シリーズに出演できた。そこからは人との出会いや作品に出会い、1つ1つ階段を上り、着々と自分の居場所を作り始めたところかもしれませんね。ここから更なる進化が求められることだとは思いますが、本人もわかって戦っている最中でしょうね。あまり褒めたことはありませんが、厳しい世界の中で戦い抜いているところはすごいと思います。18歳で東京に行き、どんな苦しい状況であっても諦めずにここまで今日まで、自分の決めた道を続けてきたことに対して、すごいね。
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