ドイツの劇作家・ゲオルク・ビューヒナーが遺した未完の戯曲を現代的に解釈し、2017年ロンドンのオールド・ヴィック劇場で上演されたジャック・ソーン翻訳の手掛けたバージョンを上演。
初日を前に森田は「あっという間に約1ヶ月のけいこを終えてワクワクしています」と胸を踊らせ、伊原は「幕が開いてみないとわからないことがたっくさんあるんですけど、みなさんと作り上げてきたので、まずは必死に生きようと思います」と奮起。
森田は演出の小川絵梨子氏からは「たくさんの言葉をいただきました」とし「そのなかですてきだなと思ったのは“一緒にやっている仲間を信じる”。自分ではなにもしない。相手にゆだねる。そんなことを言われました。だから100%と信じて自分も信じてもらってそこで役として生きられたら」と前向きに捉える。
劇中では愛を追い求める青年を演じるが“愛してやまないもの”について「みなさんとけいこも含めて愛おしい時間でした。全部、宝物になりました。みなさんとの時間を愛情を込めて全力で最後まで駆け抜けたいですし、それをみてみなさんになにか感じてもらえたら良いな」と呼びかけてた。
今作は23日から28日まで、11月7日から11月16日(リターン公演)まで同劇場で上演。このほか岡山、広島、福岡、兵庫、愛知でも上演される。