堀は19年にステージ4の「舌がん」と診断されて以来、闘病生活と芸能活動を続けてきたが、被告は堀のブログに対して23年4月から25年1月17日までの間にわたって「うそ八百」「顔が歪んでいる」「舌を引っこ抜かれたいのか」など、1万6004件もの誹謗中傷のメッセージをスマートフォンで送信し続けてきたとされる。
中島被告は、職業にはつかず生活保護を受けていたが、SNSへの誹謗中傷は自宅周辺の商業施設でWiFi回線を使って送信を繰り返していた。
公判では誹謗中傷などの客観的事実については概ね認めたものの、直接の容疑となった偽計業務妨害に関しては「そのような意図はありませんでした」と否認していた。