同局によると、9日間にわたる大会全日程を通じた視聴人数は、7977万人を突破し、LTV4-59(4歳から59歳の男女の個人視聴率)の最高視聴率・最多同時視聴数は、最終日の男子4×100リレー決勝、小池祐貴、柳田大輝、桐生祥秀、鵜澤飛羽の“リレー侍”が、日本の期待を背負って世界の強豪に挑んだ場面で、最高視聴率は16.3%(ALL21.6%)、同時視聴数は2427万人だった。
大会スペシャルアンバサダーを務めた織田裕二は、東京大会の9日間を振り返って、「約30年、世界陸上を見てきました。当初は日本人選手が少なく、誰を応援したらいいか分からず、ただ、選手たちの運動能力に驚かされ、圧倒され、そのうち何人だから応援するとかどうでもいいと思うようになった。人類はどこまで遠く、速く、跳べるのか。色んなものを背負って選手は戦っている。選手の数だけ人間ドラマがある」とコメントした。