総合エンタメプロデューサー・つんく♂が総指揮を担当する、“青春”をテーマとした映画祭『TOKYO青春映画祭2025』が9月20日・21日、東京・原宿ベルエポックホールにて開催。最終日の21に行われた表彰式にて、アイドル賞には『ピーク』(監督:岡田奈津美)主演の西玲名が選ばれた。
なお『ピーク』は準グランプリとのダブル受賞を果たした。

 『ピーク』は昨年の『TOKYO青春映画祭』で準グランプリを受賞した『ふたりの吉田』の岡田監督の新作。親友・香緒と七瀬の間に芽生える「今が人生のピークかもしれない」という揺らぎを描いた短編青春ストーリーとなっている。

 アイドル賞を受賞した西玲名はレッドカーペットを歩いてステージに登場。「手足の震えが止まらなくて、2023年に最優秀女優賞という素敵な賞をいただいて、またこの舞台に立てるとは思ってなくて、本当に七瀬という役を与えてくださった監督にも、一緒に撮影を頑張ってくださったスタッフの皆さんにも、本当に応援してくださった皆さんにも、本当にありがとうございました」と感謝を述べた。

 西玲名は映画祭の冒頭に中2映画プロジェクト・アイドル部から誕生したアイドルグループ「SparklingEyes」としても登場。同グループは映画祭出品作品『漫才ガール』の主題歌『Dream 風に飛び乗れ!』を担当。同局の作詞・作曲はつんく♂が手掛けている。なお、「SparklingEyes」は10月13日に下北沢・ライブホリックで行われるライブにてお披露目される。

●『TOKYO青春映画祭2025』受賞結果

■作品部門
グランプリ/『空は澄む』(監督:芳井勇気)
準グランプリ/『ピーク』(監督:岡田奈津美)
審査員特別賞/『ひとくちめ』(監督:石原周)
最優秀音楽賞/
『謝りたくて』(監督:加瀬百)
『毒と音楽』(監督:節田朋一郎)
最優秀青春賞/劉佳音(『ひとくちめ』)

■ショートショート&個人部門
最優秀女優賞/劉佳音(『ひとくちめ』)
最優秀男優賞/小川丈瑠(『ゆいとゆいと』)
アイドル賞/西玲名(『ピーク』)
最優秀助演賞/大久保藍(『延岡ホンダナユニバース』)
最優秀監督賞/木田祐揮監督(『エンドラン』)
最優秀シナリオ賞/『ソーダとコーラ』(監督:和田昌俊)
ショートショートグランプリ/『二文字』(監督:黒須春佳)
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