◆新感覚のスマホ向けパズルRPG『スコップヒーロー』
「無料ゲームチャート」1位の『スコップヒーロー』は、地面を指でなぞって進路を切り開く「探索パズル」とヒーローをフリック操作で弾いて戦う「ピンボールバトル」が融合した、新感覚のスマホ向けパズルRPG。プレイヤーは、ダンジョンとなる穴をスコップで掘り、途中の罠を避けたり、ギミックを解除したりしながら穴の中に散らばっているミニオン(ぬいぐるみのような小さな仲間)を集めて最下層を目指す。最下層までたどり着くと、ボスが待ち受けるバトルパートへと進む。
続く2位には『ブロックブラスト(Block Blast)』、3位には『Foodie Sizzle: フーディー・シズル』がランクインし、TOP3をパズルジャンルの作品が占めた。
新作としては『スコップヒーロー』のほか、『セブンナイツ Re:BIRTH(セナリバ)』(5位)と『雀エボライブ 麻雀 - 声優×VTuber対局』(8位)が初登場。5位の『セブンナイツ~』は、2016年にリリースされ23年にサービスを終了した『セブンナイツ』をベースにリメイクしたRPG作品。120を超えるキャラクターや30以上のペットを育成できる点もポイントだ。
◆映画もヒット中の『8番出口』 盛り上がりにあわせてゲームDLも進む
一方「有料ゲームチャート」1位の『8番出口』は、SteamやNintendo Switchですでに配信されていた人気タイトルのiOS版。地下鉄の構内のような不気味な世界観のステージが特徴。一見同じデザインの駅の通路だが、ちょっとした違いがある場合は引き返し、違いがない場合は次のステージに進むというのが本作のルール。0番出口からはじめ、最終的には8番出口までたどり着くことを目指す。
本ゲームは、二宮和也主演で実写化した映画『8番出口』が8月29日に公開され、全国映画動員ランキングで4週連続TOP3入りを記録(初登場2位→2位→3位→3位)。9月21日までの累計成績は動員260万人、興収37億円を突破し、ヒットが続いている(すべて興行通信社調べ)。
同ゲームチャートでは、今春のiOS版リリースタイミングで2位に初登場(3月24日~30日集計)。その後もたびたびTOP10入りしていたが、映画公開タイミング大きく順位を上げ、8月25日~31日集計の調査で1位に。以降、4週連続で1位をキープしており、映画の盛り上がりにあわせてダウンロード数を伸ばしている。
続く2位、3位も前週と変わらず、それぞれ『Minecraft』(2位)、『スイカゲーム-Aladdin X』(3位)と根強い人気を誇る2作がランクイン。6位は、ドット絵がかわいらしいシミュレーションゲームで知られるカイロソフトの『魔王城ものがたり』で、初登場以来7週連続でTOP10入りしている(2位→2位→3位→4位→5位→7位→6位)。
ランキングTOP10は「ORICON NEWS」でご覧ください。
※ランキングについて
日本のApp Storeで1週間にダウンロードされたiPhoneアプリ/ゲーム数の集計を基に作成したランキング。集計期間は、前週の月曜~日曜日。ゲームアプリが対象の「App Store iPhoneゲームチャート(有料/無料)」、ゲーム以外のアプリを対象にした「App Store iPhone アプリチャート(有料/無料)」の計4ランキングを、「ORICON NEWS」内で発表している。