ルールは、出場者全員が一斉に300mを走り、そのレースの最下位のみが脱落。レースとレースのインターバルはわずか5分。サバイバルレースを繰り返し、最後は残った4人で決勝レースを行う。体力・気力の限界に挑むこの過酷なレースに、脚力自慢の12人が挑戦。意地とプライドをかけた戦いが繰り広げられた。
元陸上自衛官(北海道・旭川駐屯地 第2師団 第2特科連隊 第1大隊 本部管理中隊)、フルマラソン2時間57分というタイムを誇る福島は、前回大会では決勝まで残り、最終レースでトップをキープしていたものの、最後の最後でAYAに抜かれて、惜しくも2位に。ところが、過酷なレースながら、無尽蔵の体力を誇る姿に、VTRを見ていた千鳥とかまいたちから「ヴァンパイア?」との声が上がり、話題を呼んでいた。
今回の大会で、スタッフから「ヴァンパイアって言われたりします?」と向けられた福島は「いろんな人に言われます。ウフフフ」と不敵な笑み。スタッフから「実際、ヴァンパイア?」と向けられると、笑顔を浮かべたまま肯定も否定もせず、VTRを見ていた千鳥とかまいたちの想像をかきたてる役者ぶりを見せた。
肝心のレースでも、危なげなく勝ち上がっていった福島は、第3レースを終えた段階でも「(体力は)101%。同じ感じやったら、あと30本ぐらい(走れる)」と余裕のコメント。
そのほかにも、そっくりな妹の存在を明かしたり、レース中には「ポケット」と呼ばれる通路を塞がれた状態になったギャビーのために、スッと走路を広げる気遣いをみせるなど、魅力的なキャラクターをいかんなく放ってきた福島。準々決勝前に「ハサミありますか?」とスタッフに呼びかけると、袖を切って、ノースリーブで登場するなど、飽くなき探究心でレースに臨んだ。
今回も決勝まで残ったものの、またしてもAYAに敗れて2位に。レース後は「2位じゃダメなんですよ!めちゃくちゃくやしい!でも、めっちゃ元気なんですよ。くやしいっすね」とさわやかな語り口ながらも、くやしさをのぞかせた。
放送後には、自身のインスタグラムで「追い付けなかったぁー。みんな本当に速かった。千鳥の鬼レンチャン、ご覧下さった皆様、ありがとうございました。たくさん連絡もいただき、嬉しい限りです。前回に引き続き、2位。
【女子300m走サバイバルレンチャン挑戦者】※五十音順
AYA
井上咲楽
岩本理瑚(僕が見たかった青空)
上谷沙弥
風見和香(私立恵比寿中学)
金田朋子
ギャビー
くわがた心
高橋成美
ちっぴぃちゃんズ
福島和可菜
松谷綺